2018年3月13日火曜日

トルクスビット

今月は、不動産業者が1年を通して一番忙しい3月です。
当社でも、新築住宅のお引き渡しが3件あります。

その中の一つにて。
お客様から、ポストをお預かりしました。
玄関口に取り付けてほしいとのことです。

早速、本体を持って取り付けに行くも・・・
残念なことに、取り付けることが出来ませんでした。(TT)
出直しです。

理由のひとつは、これ。



同梱包されていた、取り付け用のビスです。

なぜ、取り付けられなかったのか?

横を見ると普通のビスですが・・・



ラッパ型。(^^;)

ポストの背板は鋼板の単板です。
ラッパ型だと、鋼板がゆがみますね。
日本製では、ナベ型が普通ですよね~。
さすがは、外国製です。

でも、それが原因ではありません。

一見、普通のラッパ型に見えますが・・・
ビット形状を見ると・・・


ぎゃっ!!
「トルクス」だ。(TT)

これ、日本では滅多にお目にかからないビスでして
ネジ穴が星形なんです。(星より一個多いですが)
アメリカ発のなんとも悩ましい形状です。

私、この形状の電動ドライバービットを持ってはいません。

日本の場合、ほとんどがプラス。
その次が、六角。
後がマイナス。
高級なもので、スクエア。

海外から買うと、こういう事が多々あります。
しかもステンレス製のビスと来た。

ステンレスのネジは、スチール製に比べ弱いです。
取り付ける下地が固いと、細いビスはネジ切れを起こします。
一度、ニチハのサイディングでえらい目にあいました。
ポスト付属のステンレスビスを打ちこんだら、頭がボキっと折れたのです。(^^;)
折れたら、その後の処理がとても大変です。

ちなみに、外国製で一番困るのが、大型のマイナス形。



引っかかりが悪く、よ~くネジ山を舐めるのです。
下地が固い場合、この形状もNG。

夕方、コーナンでナベネジを買ってきて
出直してきます。

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