2018年2月20日火曜日

高木の伐採

昨日、丸一日かけて・・・

ビフォー

 アフター

高木が一本、消えて無くなりました。(^^)


一本撤去に、丸一日。(^^;)

作業員5人。
高所作業車1台。
クレーン1台。
シャベルカー1台。
誘導員2人。

物凄い手間と費用が掛かりました。

根が解れて2本。


切った後は、ひたすら長さ2m以下に裁断。


大きな木のため、輪切りにしていくのも一苦労です。
順次、ダンプカーに乗せて、処分場へピストン運送。

とにもかくにも、無事に完了することが出来ました。
ご近隣の皆様、ご協力感謝申し上げます。
有難うございました。

さて・・・

この作業中。
ひとつ、気になるものがありました。

県道の歩道、本地から側面が見えます。



なんだか、やたらと痛んでますよね?

この歩道、鎌倉市の管理する河川の上に架かっています。
つまり、浮いているのですね。
その歩道を支えているのは、茶色く見える鉄骨なのですが

腐ってますね。


しかも、かなり。


上部の歩道もすでに欠け落ちている個所が多数あり・・・
歩道を一手に支えている「H鋼」という鉄骨柱は
くの字に折れて見えます。

「やばいぞ、これ!!」


すぐに鎌倉市に話をしますが・・・
「河川は市の管理ですが、歩道は県の管理です。」
と、仰る。
県の窓口は、藤沢県土木事務所です。

すぐに藤沢県土木の担当部署に行き・・・
「いつ落ちてもおかしくないよ」と忠告。

県は慌てて、急きょ、歩道を通行止めに。(^^;)

これ、倒壊したら、大事件になってました。
なぜかというと、その上にバス停があったから。
バス停に人が並んでいると、重みがかかります。
倒壊するときは、重みがかかったときでしょう。
全国的な事件になるところだったと思います。

私が気が付いたのは、何かの因果かと。

ちなみに、公共設備の老朽化は社会問題となっています。
日本全国にある公共の設備は、築40~50年を経過したものが多く
トンネル・架橋・下水道・水道管etc・・・
どれもこれも、耐用年数を超えている。

管理がしっかりとされていれば
補修や塗装が行われていて問題ないのですが
この歩道のように、見逃されているものがとても多い。

特に・・・
市が管理しているのか?
県が管理しているのか?
国が管理しているのか?

一目してわからない物は、危険と言えます。

今後、我々は、要注意です。
「公共だから安全」というのは、もう通用しない。
橋の上の手すりやフェンス一つとっても
もたれかかったり、ふざけて上に乗るのは危険です。
ボロッと取れたり崩れ落ちたりする可能性がある。

特に子供たちやお年寄りには、知ってほしい。

それを顕著にしらしめてくれる事案かと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿