2018年2月17日土曜日

矛盾の国

日本の外務大臣は、核開発を行う北朝鮮に対し・・・
「北朝鮮の核ミサイル開発は、核兵器不拡散条約を根底から脅かすもの。」
「核開発は絶対に許すことはできない。」

と言い
その同じ口で
核ミサイルの開発を再開するアメリカに対し
「同盟国への抑止力拡大を明確にした。」
「高く評価する。」

と言い放った。
他者に矛盾を追及されるとさらに

「小型の戦術核の開発を進め、利用しようとしているのはロシアだ。」
「米側は欠如している部分を埋めようとしているものだ。」
「(最新鋭の登場で)核使用の敷居はむしろ上がる。」

と、わけのわからない事を言い出した。

開いた口がふさがらないとは、このことを言うのだろう。
だれがどう聞いても、おかしな話である。

核の不拡散は絶対に守る!
でも、簡単に持ち運べるように小型化するのは賛成。
だって、ロシアもやってるじゃん。

このように、我が国の外務大臣は仰っているのです。

そりゃ、日本に何言われようが、北朝鮮は納得せんわね。
北朝鮮から言わせたら・・・
「核開発、アメリカがやってるじゃん。」
ですから。(失笑)

河野太郎は、核兵器反対・原発反対をかかげた国士だったはず。
自民党の中でも反体制派だった彼がこのザマですから。
人格を変えてしまうほどの抗えない力が
政権の裏に働いているのでしょう。

日本は、戦後からずっとアメリカ合衆国の未編入領域なのかもしれません。
アメリカから見たら、ジャパン自治連邦区なのでしょう。
都合の良い「お財布」ですわ。

それにしても・・・
言ってることと、やってることが真逆なんだよな。
自民党は。

国粋を掲げているくせに・・・
アメリカの尻尾ばかりを追いかける。
これだけアメリカ追従だと、もはや主権を持たない国と言える。

銃乱射事件がおきたアメリカ。
被害者の親族が、新聞でこんな事をいってましたね。

「未成年者は煙草も酒も買えないが、銃は買える。」

それがアメリカという国です。
矛盾をとてもよく表していると思います。

そうそう。
日本のカジノ法案。
なぜ政府がこれほどカジノに夢中なのか?
皆さん、もちろん知ってますよね!

横浜の山下埠頭に予定されているカジノには・・・
運営にアメリカの企業が何社か内定しているそうです。(笑)

マカオにあるカジノホテルの1年の売り上げは
なんと合計で3兆円を超えるのですって。
それを、アメリカ企業にくれてやるそうです。
日本政府は。(呆)

で、その周りのおこぼれ利権に
日本の大企業が群がっている。
山下埠頭に日本国の縮図を見るかのよう。

さすがに、まだ有志がいらっしゃいます。
一部企業、有識者、そして地元の名士が大反対。

そこで自民党、こんな事を言い出しました。

「日本人は、月10回まで」

爆笑。
月10回の入場制限を法律にするんですって。(大爆笑)

霞が関の方々はギャンブルを知らなすぎる。

ギャンブラーはさ、毎日なんて行かないのよ。
カジノみたいな、大勝負の場所は月2回で十分。
月1回でも、カジノだったら人生をかけた勝負が打てるの。

カジノが出来たら、庶民が毎日こぞって行くと本気で思ってる。
そんな金、無いって。
我々一般国民に。

パチンコだって、今1円単位で打ってるんだよ。

ギャンブルをしたことないのだろうね。
勉強ばかりしてきた官僚方は。
世間知らずの頭デッカチ。
政治家も今じゃ官僚出ばかり。

一から万事、こんな感じなんです。
中央で決めることは・・・

何もかもが、情けない。
本当に情けないったらありゃしない。

保守を掲げるなら、アメリカに立ち向かえよ!
自民党の先生たちよ。

それが出来ないなら・・・
「北朝鮮じゃなくて、何よりもアメリカが一番怖い。」
と、本心を語ってみろ。


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