電話が鳴りました。
出社前に電話が鳴ると、ドキッとする私。
早朝の電話って・・・
相手が慌ててかけてきているケースが殆どで・・・
悪い知らせが多いのです。
特に日曜日は、建築現場が休みなのでその割合は高くなります。
おっかなビックリ電話にでると
相手は、水道屋の武蔵設備工業の白井さんの声。
「朝、事務所に居ますか?」
とおっしゃる。
とりあえず「も、もうすぐ出社しますよ。」と答えると・・・
「じゃあ、すぐ行きますから!!」といい、電話を切られました。
ますます、不安な私。
事務所に到着して、ほどなくして白井さんが到着。
眉間にしわを寄せ「なんのトラブルですか?」と聞く私に
彼は、ビニール袋を取り出しました。
「はい、昨日の夜の釣果です。」
話はさかのぼりまして・・・
今年の7月の話です。
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2017/07/blog-post_13.html
江の島で息子と釣りをしているとき
堤防からイカ狙いの投げ釣りをしている白井さんと出くわしたのです。
その時の写真。
カメラを向けると顔を隠す白井氏。(^^;)
市橋達也とか福田和子とか
「逃亡犯は、顔を写させない」と言いますが
なにか、のっぴきならない事情が彼にもあるのでしょう(笑)面持は、ブルーノマーズのフィリップローレンスに似ています。
(※画像はふるっきーツイッターより)
左から二人目の人です。(ソックリです。)
こんなファンキーな白井さんですが
釣りが趣味でして・・・
昨夜、釣った一尾を、私に持ってきてくれたんです。
「約束、果しましたからね~」
と、瞬く間に去っていきました。
そういえば、そんな約束したぁ~!!
すっかり、忘れてた~。
鮮度が心配で、朝一持ってきたそうで。(^^;
とりあえず、会社の冷凍庫に入れて・・・
仕事・仕事!
仕事を終え、家に帰り、妻に袋ごと渡してみます。
すると、超強度の拒否反応。(笑)
そりゃそうですね!!
その反応を想像してましたよ。
世の奥様方の困り事ランキングなるものがあります。
『釣りに行った主人が釣った魚をそのまま家に持って帰って来る』
は、最上位にランクインします。
世の奥様が「絶対にやめてほしい」事なのだとか。
さらに、今回は・・・
その中でも難易度の高い「イカ」です。
我が妻も触ったことがなければ、さばき方すら知りません。
きっと、どこのお宅でも
ご主人が突然にイカを持って帰ってきたら
「おいおい、お前マジか!」
と、拒否反応を示すことでしょう。
ということで、私が調理することに。(^^)
袋から察するに、結構な大物ですね。
覗き込んでみると、目があいました。(汗)
黒いのは、墨を吐いた後です。
胴長で25cmクラスですね。
足先までだと50cmを超えます。
さて、胴体を引き抜き、背骨を抜き、墨袋も取り、内臓を洗い出し
一枚に切り開き、皮を剥ぎます。
洗ったら、固い根本部分を切って捨てます。
後は、ぬめりを取って、きれいに洗って・・・
短冊切り。
フライパンにオリーブオイルをひいて
洗ってクッキングペーパーで水分を拭き取ったイカをぶっこみ・・・
色が白くなってきたら
コショウと塩を振り、少したってからバターを入れます。
あとは、味噌で味付けをして・・・・
最後に青ネギを入れて、完成!!
基本、私の料理は、すべてカンです。
イカのさばき方も、料理の仕方も習ったわけではありません。
本を見るわけでもなく、ネットで調べるわけでもなく・・・
「AB型の左利き」特有のカンが便りです。
この感性で、今まで失敗したことは無い。
かな?
かな?
隣にいた妻に食べさせてみると「うまい!」と一言。
機嫌が直りました。
ざっと、さばきに10分。調理に5分ぐらいの所要時間。
お店で出せるぐらいの味です。(自己過大評価)
良くできました。
白井さん、アオリイカ、有難うございました。
おいしく食べさせて頂きました。
また、釣果待ってます。
今度は、カワハギとかも良いな~!!
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