パワービルダー系の新築分譲住宅があり・・・
思わず、二度見をしてしまいました。
おおおおおおっ!
凄~い!!
玄関ポーチ前の階段を
RCの打ちっぱなし仕上げで浮かし造りしてある!!?
バイクで通りすぎるも・・・
引き返して、まじまじと見入ってしまいました。
最近のパワービルダーは、こんなに手の込んだことをやるのか!!
同業者として、感心しながら・・・
「こりゃウカウカしてられないぞ。」と、ちょっと脅威を感じる私。
これは、とてもお金も手間もかかり
そして職人の腕が試される仕上げ方法です。
型枠職人の腕と経験。
ベースと立ち上がりと踏板部分を一体の鉄筋で組む必要があり
コンクリートも2度うちの必要があります。
RCの含水率にも、経験から気を使う必要があります。
「こりゃ、写真に収めなければ」と・・・
バイクから降りて、近寄ってみると、ん?
あれ?
おかしいな?
見覚えがある形状だけど・・・
まさか・・・
ああ、やっぱり。
あれだ。
横から見ると、とても良く分かります。
しかも、製造元の刻印まで残ってる。(^^;)
正体を知って、逆にRCの浮かし造りよりも「ビックリ」しました。
上の写真でピンと来た人は、中々玄人肌だと思います。
↓↓これが地中からか半分顔を出している仕上げとなります。
道路の・・・側溝です。(^^;)
我々の業界では「U字溝」といいます。
ひとつ、数千円の既製品です。
それを、横倒しで並べて、地中に埋めてあるだけかぁ。
これは、さすがの私も
考えもつかなかった仕上げです。
パッと見、現場打ちのRC造りにみえますもの。
でも、真近で見ると・・・
U字溝そのままですね。
こ、これは、創意工夫と言ってよいのか、とても迷うところです。
日本文化では「玄関は、家の顔」です。
毎日、何回も出たり入ったりと、歩く玄関の階段。
そこに下水の排水溝を使うのかぁ。
しかも、踏板に。
う~ん
色々と、驚きを隠せない日となりました。(汗)
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