2017年9月15日金曜日

間伐材の地盤補強

建築家による当社建売住宅「鎌倉市岡本」全2棟
本日より、工事が開始となりました。

まずは、地盤補強工事です。


地盤補強工事は、様々な種類があります。
当社は、出来る限り「地球環境」に配慮したい。
そして「がんばれ日本」です。

よって、杭も一味違います。

地中に打ち込む補強杭は、杉の丸柱。


これは、日本の林業が悩まされている「間伐材」です。
それを有効利用した工法となります。

自然素材で、土壌も汚さず、日本の林業を助け、CO2の削減にもなる。
一石四鳥という、優れものです。

一本一本、打ち込んでいきます。


個人的に、今まで数多くの地盤補強に立ち会ってきましたが・・・
コンクリートを打ち込んだり、表層だけコンクリートに変えたり
鉄製品を地中の奥深く打ち込んだり
化学製品のシートを敷いたり

そんな工法に、疑問を持っていました。
「エコじゃない」

この工法は、将来、家が朽ちて、だれも手を付けなくなったとしても
数百年程度で、丸太は土になります。

地球の中で「異物」として、残らないのです。


また、同土地に将来、新しい家を建てるとき
容易に「引き抜く」ことが可能です。

本工事を扱う工務店やハウスメーカーは少ないですが・・・

「がんばれ日本」には、最適な工法といえます。(^^)


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