東京新聞の「気になる新書」より
過去は「過ぎ去る」
未来は「いまだ来ない」
と書く。
時間は前方から接近してきて
我々とすれ違い
後ろに遠ざかって行くのだろうか?
もともとが抽象なので
確かめようがないが
とりあえず「そういうもの」だと
了解するという約束事を皆で共有している
言語がつくる「時間のイメージ」
その検証は、エキサイティングだ。
時間は「流れる」のか?
それとも、時間は不動で・・・
我々の方が「進んでいく」のだろうか?
この本は
我々の時間意識に強烈な影響を与えている
「時は金なり」
という比喩をめぐる旅だ。
時間を金銭に例えるこの隠喩が・・・
いかに我々の意識を縛って来たか
著者はそこから我々を開放し
時間のイメージを更新しようとしている。
なんだか
物凄く、興味深々なお話です。
その本がこれです。
瀬戸賢一著「時間の言語学」
読んでみたい~。
そういえば、最近、全く本を読んでいません。
丸1日、本を読むなんて時間があったら・・・
実際、本を読むだろうか?
30代の独身一人暮らしのころ
朝から晩まで本を読む日を過ごしたことがあります。
そんな日々を過ごしていた時期が信じられません。
朝、明るくなり起床
夜、暗くなり就寝
それが時の流れと考えている我々ですが
実際は地球が回っているからで、時間は無関係。
時とは・・・
何なのでしょう?
そんなことを考えると、底無しに潜るよう。
考えれば考えるほど、時間が勿体無い。
勿体無い?
時間なんて、実際は存在しないのに?
時間の経過するから老いるのか。
老いが無ければ、時間という概念は不要で・・・
そもそも、老い自体が「時間」なのではないだろうか。
ああ、ダメだ。
無限の住人になってしまう。
答えの無い世界から、現実に戻らないと・・・。(^^;)
明日も・・・
朝起き、子供とご飯を食べ、幼稚園に送り
仕事をして帰って、ご飯食べて、子供の歯を磨いて
毎日同じルーティンを繰り返していきましょう。
それを、人は「平穏」というのです。
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