昔、ピクミンというテレビゲームありましたね。
ご存知ですか?
あのCMソング!
動画が見れない人は下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=Trw4SMpA28Q
「運ぶ~、戦う、増える、そして~、食べ~られる~」という、あの歌。
最近、なぜかフッと想いだし・・・
「壊す・整え・建てる・そして、引き~渡す~」
と、現場に行きながら歌っている私です。
さて、手広の分譲地の話のつづき。
本物件は、ご近隣の境界ブロックが全て境界ラインの芯に入っています。
つまり、共有物です。
古くからある分譲地の場合、とても多いケースです。
古くからあるという事が重要なポイントでして・・・
その境界にあるブロックやフェンスも、その分譲地と同じ経年となります。
購入前から外周のすべてのブロックが、かなり劣化していました。
拡大写真。
この様子だと、築後30年は経過していそうです。
ブロックの上に境界石が乗っているのも、良くあるケースです。
ふつうであれば、このまま分譲して、個人の方に引渡しをしてしまうのですが・・・
これ、もう一度、大きな地震があったら、100%壊れますよ。
それは、個人的に気持ち悪い。
うちの商品としては、売ることは出来んのです。
ということで、ご近隣の御三方にお話をして・・・
当社の責任と負担で、解体!
傷んでいる上部3段を切り離し、しっかりしている下部1段を残し
天端を仕上げて、軽くて丈夫なフェンスに作り替えました。
反対側を見ると・・・
こちらも古ーいブロック塀。
危険だ。
ご近隣と方と話し合いをし・・・
ご協力を得て・・・
解体して造り変えることとしました。
こちらは土止めとなるので、型枠ブロックとなります。
5段を越える軽量ブロック塀は、あまり推奨されていません。
地震時に倒壊する恐れがあるからです。
よって、目隠しが必要な場合は、アルミフェンスにすることで地震対策となります。
「話して・壊して・造って・そして、整~える~」
今あるものを壊すのは、結構大変です。
理解を得られるまで、話し合いを要します。
新たに造る場合、必ずお金が問題となります。
これも、話し合いが必要です。
そして、新しくできるものの形。
これも、打ち合わせと説明を要します。
皆、初対面の方々です。
不動産屋を「悪人」と思っている人も多く
ガタイの良い私がインターホンを突然鳴らすと
強い拒否反応を示される女性やご老人もいらっしゃいます。(^^;)
そこをどうにかする。それが、私の主な仕事でもあります。
手広の物件は、皆様本当に良い方ばかり。
ありがとうございました。m(_ _)m