今日は、リクシルの講習会で・・・
星旦二さんのお話を聞きました。
星さんとは、あのPPKの著書で有名な御方です。
「かかりつけの内科医がいる人は早死にします。」
「長生きの秘訣は、医者のいない過疎地に住むこと。」
と、中々、現代社会を敵に回している御方でもあります。(^^)
すべてが、鮮烈で面白いお話でした。
その中で、とても心に残った言葉を下に記します。
「家は、ストレスコーピング」
コーピングとは、簡単に言うと、緩和し除去すること。
人間の日常は、ストレスまみれです。
でも、それは、生きとし生けるモノ全て同じなんです。
ミミズもネズミも犬も象も・・・
毎時「生死」のはざまで、多大なストレスを抱え生きている。
人間も実は、同じです。
生きるために働き、生きるために食べ、生きるために寝る。
生き残るために結婚し、子を産み育てる。
仕事のストレスも・・・
人間関係のストレスも・・・
生きるためのもの。
先進国は、生死を意識することがないので、あいまいですが・・・
つまりは・・・
生きる=ストレス
なんです。
だからストレスフリーなんていう事は、存在しない。
長生きの秘訣は、ストレスコーピング。
そのストレスの塊を溶くのが、家なんだと、星教授は仰る。
「家族と笑いなさい」
「家族と話しなさい」
「家族と団らんしなさい」
それが、長生きの秘訣。
妻や子供と良く話し、遊び、抱き合い、笑うことが、コーピングなんだと。
そして・・・
「そんな家族が笑い合えて、団欒できる、心地よい家を建てなさい。」
家に帰って、ストレスを抱えるようでは、人は生きられないのだそう。
当たり前のようなことのようで・・・
これは、核心ですね。
家が寒く狭く動線無視で、使い勝手が悪い。
ジメジメして、結露が酷くカビ臭い。
「心地好さ」が皆無な家では、笑顔は生まれない。
ストレスは溜まる一方で、夫婦不和となる。
親と遊ばなかった子供も、ストレスの申し子となる。
大人になってマトモじゃないのは当たり前。
子供と遊びましょう。
一杯、笑いながら遊びましょう。
それだけで、子は立派に育つ。
「家族団欒の家」「心地好い家」
ビルダーとして、心したいと思います。
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