鎌倉市岡本の新築分譲住宅にて・・・
先日、大工の井関棟梁が何を造っているか?
http://heisei-shonan.blogspot.jp/2016/04/blog-post_11.html
というブログを書きました。
出来上がったのでご紹介します。
写真の奥にある造作物ですね。
正解は・・・
解放ロフトに上がる「ロフト階段」でした。(^^)
タモの集成材(無塗装)の板を割いて、加工して・・・
階段となりました。
仕上げは、石井塗装さんにお願いして、オスモオイルを塗ります。
これも一般的には、アルミ製のロフトハシゴを使うところです。
(リクシルのWEBカタログより)
これであれば、手間もかかりません。
価格も安いです。
でも、リビングなどに用いるには、ちょっと・・・ねぇ。
木製で手造りは贅沢です。
腕も経験も必要です。
でも、手造りすることで、ぬくもりを生んでくれます。(^^)
さて、本物件は、勾配天井です。
勾配天井部分には、杉板を張っていきます。
採寸し、下で井関棟梁が一本一本加工していき
手伝いに来てくれた間中大工が、上で受け取り、取り付けていきます。
阿吽の呼吸で、ドンドンと進んでいきます。
これもとても手間暇(とお金)が掛かりますが・・・
こんな所に労力を費やせば、家の格が2つぐらい上がってくれるんです。
さて、部屋の隅には、吉野杉の板の束が置いてあります。
赤身の特一等です。
幅145mm×長さ4000mm×厚み15mmの本実です。
床なので使うものですね。
でも、本物件は既に床は仕上がっています。
ちなみに・・・
吉野杉は、日本で一番有名な材木です。
豊臣秀吉が大阪城や伏見城の築城などに使ったことで有名ですね。
この日本有数の銘木の産地の杉板を使って・・・
井関棟梁は、今度は何をしようとしているでしょうか?
数日で仕上がります。
ご期待ください。(^^)
0 件のコメント:
コメントを投稿