2016年3月11日金曜日

黙祷(-人-)

5年前のこの日。
お亡くなりになられた、多くの皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
また、今なお多くの被災者の方々、継続して応援しております。

そして、福島第一原発で働いている多くの方々、感謝申し上げます。

我々が日常を送れているのは・・・
東京電力の財力でも、政治の力でも、官僚の知力でもなく・・・
貴方がたの身を挺した日々の作業のおかげです。

また、放射能の影響で亡くなられた吉田所長。
ご家族の無念、いかほどか。
とにもかくにも、感謝と尊敬の念でいっぱいです。

彼は、神の化身だったのでしょうか?

誰もが逃げだした大事故の現場に身を置き続け
誰もが恐怖におののいた放射能を浴び続けながら、個人の力で、事故を最低限に食い止めた。

そして、瞬く間に癌に犯され、他界されました。

彼に、日本政府はすみやかに国民栄誉賞を授与することを願います。
そして、近い将来、日本のみならず世界を守った英雄として・・・・
ノーベル平和賞が授与されると、個人的に確信しています。

先日・・・
東京電力の重役が起訴されるとのニュースがありました。
ですが、悪いのは彼らですか?
彼らは、ただの傀儡だったのではないですか?

原子力政策を主導していたのは、企業ではありません。

その責任の所在を、過去に指摘した東京テレビが、政治家に起訴されました。
そして、まさかの東京テレビが敗訴。
その後、まともに真犯人を名指しするマスメディアは見なくなりました。

下記動画が、その時の訴訟されたVTRです。


世直し・原発問題東京テレビVS甘利さん 投稿者 gataro-clone

下記は、傍聴した上田眞実さんの記事
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原告は元経産大臣の甘利明氏。
損害賠償と謝罪放送を求めた相手はテレビ東京とその記者三名。

テレビ東京が取材中、津波被害は当事者として意識していなかったと話した原告(甘利明)に対して、津波被害を予測した共産党の「質問主意書」を出し、地震の他に津波被害で電源を喪失する可能性を既に指摘してあると伝えると、甘利氏が無言で席を外し、“取材は中断となりました”とナレーショ ンとテロップを入れた事に対しての提訴だ。


原告の甘利氏側は・・・


「悪意を持って報道された」

「嵌められたと思った」
「後半部分のやり取りはカットすると言ったのにしなかった」。
「ワイドショー的な人を貶めようとするもの」

と主張した。


一方のテレビ東京側は

「インタビューから逃げたのは事実です」
と、主張。取材中に甘利氏が

「あんな物が放送されたらたまらない、俺の政治家生命は終わりだ!」 


と記者に詰め寄った事や


「日本なんかどうなったっていい!」


と、甘利氏が言った事実を証言。

視聴者に甘利氏の無責任な姿を伝えたかったと反論し、報道の正当性を裁判官に訴えた。
政治家が放送局と記者を訴えるとは余程の捏造報道かと思ったが、「取材事実をありのままに放送した」ことへの名誉毀損の裁判というのも珍しい。ちなみに甘利明氏は裁判途中で原告席から姿を消した。 
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津波対策の必要性をもみ消したのは、政治家です。

そして、「絶対に大丈夫」と胸を張っていたのは、事故前の安倍政権です。

その連中が・・・
平然と被害者面して・・・
総理大臣他、大臣の面々となっている。

そりゃ、原発の責任追及って言われても・・・
自分で自分の非を追求できる奴なんて、いませんね。

彼らは、認めたら最後です。
政治生命どころか、損害賠償で自己破産。
国賊として、懲役刑もあるかもしれませんから。

だから、自民党は、原子力事故を総括したくても出来ないのです。

それを、国民が知るべきです。

知らない事は罪です。
よって、最終的に・・・
知ろうとしない国民が、全て悪いこととなります。

原発は、止めましょう。
これだけは、どうにかしないと。

中国で100基。
これ、必死に止めないとだめですよ。

中国で事故があったら、絶対に公表されません。
鉄道事故があった次の日、原因究明を逃れるために事故車両を土で埋めてしまう国です。

原発事故があったら・・・
そう考えただけで、一般人でもゾッとします。

PM2.5がこれだけ飛んでくる昨今。
放射能も飛んできます。

馬鹿でも解りますね。

それを、政治家が分らない訳がない。

それなのに、日本企業も政府も一緒になって、その原発システムを目の色変えて売りさばいてる。

それを主導しているのはだれ?
安倍政権です。

「持続可能な未来」
「子供たちの未来」

未来へ残す日本は、美しくあってほしい。
それが、安倍政権の目指す政治です。

では「美しい国、日本」とは、なんでしょう?
50年後の未来でも・・・
福島第一原発は、収束しません。

きっと、状況は今とあまり変わらないでしょうね。

考えて下さい。
今、一人一人が考えてください。

子供たちの未来を。

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