2015年11月20日金曜日

第六感

今日は、朝から現場に一日張りつきです。

4連棟の住宅で・・・
1棟で左官工事が終わった足場をばらし
1棟で左官工事真っ最中
1棟で新たに足場を掛ける

それをいっぺんにスムーズにいくよう、現場で段取りをするためです。

皆、お住まいの住宅のため、神経を使います。

現場には、トラックが4台。
車を置く場所も無く、道路での作業。

週間天気予報では「曇りのち晴れ」だったのに・・・
パラパラと雨が降ってくるというオマケ付き。

さらに、1棟は、エコキュートを取り替えるため、水道屋さんと、電気屋さん、設備屋さんと、各時間軸での段取りを要します。



8時半ごろ到着。
近くのコインパーキングに車を止め・・・
現場に直行。
3階建ての足場を登るので、いつも持ち歩くビジネスバックは車の中へ置いていくことにします。
中には、とても大事な書類が入っているカバンです。

車に鍵(キーレス)を掛け・・・
現場に向かい、作業開始。

テンヤワンヤの中、なんだか「フッ」と胸騒ぎがします。

忙しいので、そんなもの無視ですね。
普通は、気にしないです。
でも、私、直感を凄く大事にしている人間でして。
すぐその原因に思いめぐらせます。

なんだか解らない。でも何気なく、車に戻り、ドアに手をやると・・・
「ぱかっ」と、開くではありませんか(^^;)

凄いんですよ。
この「胸騒ぎっ」てやつは。

これ、夢中で一日現場作業をしていたら、100%盗まれてたでしょうね。
もし、このカバンを盗まれていたら、大損害を被っていました。
本当に助かりました。

ありがとう、「ザワザワ」感。

これ・・・
世の中では、第六感といいます。

「胸騒ぎ」
「むしのしらせ」
「嫌な予感」

個人的に・・・
人が誰しも持っている「超能力」だと思っています。

そして私、40歳を過ぎて、唯一確信出来た事があります。
「直感は、絶対正しい。」

一番、当てにするべき人間が元々もっている本能ですよ。
自分の窮地を察知する能力。

「第一印象」というのも、その一つだと思います。
これも、外れ知らずです。

住宅でも同じです。
将来補修が必要になる箇所があったとします。
その多くが建設時に「これ大丈夫かな?」と、直感的に思った部分なんです。
当時は、それを「むしのしらせ」だとは思っていなかった。

それが、数年たって、メンテナンスをすることになる。
結果として、自分に不利益を与えている。

アフターサービスをしながら・・・
当時を振り返って・・・

身震いするわけです。

つづく


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