2015年9月13日日曜日

不測の事態

スケジュールをつくり・・・
その通りに進むと、人は、とても楽に生きられます。

ただし、不測の事態が起こると・・・
スケジュールは崩れ、調整を余儀なくされます。

その調整は・・・
不測の事態が少なければ、さほど難しくはありません。

ただし・・・
悪い事は、立て続けに起こることが常。(TT;)
2つ、3つと続くと、もう手に負えなくなります。

調整能力に優れていれば、スケジュールは建て直すことができます。
が、不測の事態への対応は、そう簡単ではありません。
対応を一つでも間違えれば、その間違えがさらなる不測の事態を招きます。

住宅や土地に至っては、表面しか見えない商品です。
よって、不測がとても多い。
そして、高額なので、必ずトラブルとなります。

また、住宅は人が作るモノなので、完璧という二文字は存在しません。

土地では・・・
埋蔵物が突如出土したり
超軟弱地盤だったり
湧水が噴出したり
水道管が腐っていたり

建物では・・・
床鳴・壁亀裂・雨漏り・虫食い・沈下・シロアリetc

新築住宅でも、完成直後に床成りが出たりするケースは、多々あります。

そうした場合、どうするか?
ここで、対応力が試されます。

誤魔化すか?
しっかりと直すか??

しっかりと直すには、お金も掛かり、人員を要し、工期も守れません。
よって、誤魔化す選択肢の方が簡単です。

ただ、誤魔化すと、将来、必ず不測の事態を招きます。
お客様が多大な迷惑を被ることになり、結果、自社にも損失を与えます。

一番最悪なのは・・・
個人で判断しようとすること。
一社員、一現場監督、一大工で判断をすると・・・
必ず、「お金が掛からない」「時間が掛からない」選択をします。

そうるすと、「誤魔化す」という選択肢に必ずなる。

それが将来、悪い方向にトコトン向かう。

住宅に携わる人間は、肝に銘じなければなりません。




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