2015年7月6日月曜日

一方的

東京新聞の「時事川柳」を見て、心の底から失笑。
こんな、川柳が載ってました。

言論を
守る意識は
永遠(とわ)にゼロ

何が笑えるかというと・・・
国会議員が、たかが「イチ作家」を講師に呼んで勉強会をしているという体たらく。
そして、たかが小説家を、政治家が「先生」「先生」とモテハヤシている様。

それを、失笑せずにどうするのか。

百田氏は、なんら研究者でも専門家でもなく・・・
ただ単に、好き勝手に自分を表現をする物書きです。

国会議員は、「政治の専門家」でしょ?

つまり、プロが素人を講師に呼んで、講釈を受けている。

情けない。
我が国の国会議員は、何とも、情けない。

こんな輩を、選挙で選んでいる我々は、もっと情けない。
彼らに給与を払っているのは我々です。
自分が、なんとも情けない。

自民党は「中国が攻めてくる」と言います。
共産党は「憲法9条がある限り日本は平和」と言います。

どちらも、両極端で、現実的ではない。

ただ、どちらも日本を想ってのことだという大前提があるのだとすれば・・・
しっかりと、話し合えば絶対に分かり合えるはず。

かたや、右と決めつけ「軍国主義回帰」とシュプレヒコール。
かたや、左と決めつけ「平和ボケ売国主義」と貶めたり・・・

それらの間に、無関心主義者が50%もいるのが今の日本です。
国民の半分が無関心。


気兼ねなく言わせてもらうと、右も左もボケちゃいないね。
少なくとも、この国を考えてる。

平和ボケしているとすれば・・・
50%の無関心の人たちだろう。

国に危機が訪れた時・・・
一々、臨時国会を開いて審議をしていたら
まず十中八九、間に合わないでしょう。


だから、今、政府が言っていることは、あながち間違えじゃない。

逆に、幅広い解釈が出きる権限を首相に与えたら・・・
アメリカのように、金儲けの為に戦争を始めるかもしれない。

その畏怖も、間違えじゃない。

どちらも、正解。

結論として・・・
信頼がおける人を常に首相としていれば解決する。
信頼を置ける人を、国会に送り出しさえしていればよい。

つまり、行きつく先が選挙が大事となる訳です。
そして、「選挙制度の見直し」が、絶対的に必要。
しっかり、人格を見据えて個人を選ぶ。

政党を選ぶ比例代表制度は、最低最悪の選挙制度といえます。

そして、50%の国民しか参加していない選挙だから・・・
こんな事態になるのだと・・・
皆が、思い知らなければなりません。

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