猛暑の中、紹介頂いた物件を見て回ります。
当社が買い取るかどうか、判断する作業です。
大いと、1日3件程度回ります。
1件ごとに、隣地をくまなく観察し・・・
何か問題や気がかりな部分は無いか?
どのような造成が必要か?
不足な事態が及ばないか?
一日の日の入りはどうか?
etc・・・
様々な部分をチェックして、値踏みをする訳です。
ここで何かを見逃すと・・・
大失敗につながります。
鎌倉はとても条例が厳しいため、造成が掛かる場合、他の地域よりもお金が掛かるケースが多く、それが、見込んだ費用より数千万円余計にかかるなんていう事も、あったりします。
そうなると、大赤字です。
よって、とても神経を使う作業でもあります。
そんな作業中、北鎌倉のとある物件のすぐ近くに、小さな神社がありました。
北鎌倉の八雲神社です。
「え?八雲神社って、祇園まつりで有名な大町にある神社じゃないの?」
と、思った人、鎌倉通です。(笑)
http://www.kamakura-omachi.jp/
そうなんです。
鎌倉には、八雲神社という名前の御社が4か所あるんですよ。
大町・西御門・常盤・北鎌倉(山の内)
なんで、同じ名前の神社が4つも??
実は、鎌倉だけではなく・・・
八雲という神社は、日本全国にあります。
なんでなんでしょう?
元々、牛頭天王神社という名前だったそうです。
牛頭天王の化身がスサノオだと言えば、ピンとくると思います。
除厄神としては、日本神話の中でトップクラス。
全国に牛頭天王を祭る神社が物凄く多くあるのだとか。
明治時代・・・
神仏分離政策によって「牛頭天王」という言葉が禁じられたため・・・
素戔嗚尊(スサノオノミコト)にまつわる名称として「八雲神社」に改名された。
よって、日本全国に八雲神社が多いのが実態なんですって。
面白いですね。
それにしても・・・
ここは、見晴らしが良い。
こんな場所に来ると・・・
高校生時分、授業をさぼってこんな所で昼まで寝ていたのを思い出します。
ボーっとする事、大人になってから無くなったな~。
そう考えると、子供の頃は、四六時中、ボーっとしてましたね。
(笑)
ちなみに、この鳥居をくぐると、安倍清明伝説の石碑があります。
安倍清明って・・・
たしか西暦1000年ぐらいに生存していた人ですよね?
という事は、この辺は、1000年の歴史がある土地がそのまま残っているという事になります。
1000年前もこんな山間の景色だったのでしょうね~。
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