2015年5月23日土曜日

強い日本を見たいわけで・・・

安倍総理を支持する人たちは・・・
強い日本を見たいわけです。

アメリカの子飼い政府を見たいわけでは無いのです。

アメリカの子飼い?
何処をどう見て、そう思うか??

オスプレイに対しての政府の対応をみて・・・
皆さんは、そう思いませんか?

ハワイの訓練中、なんの前触れもなく墜落したオスプレイ。
22人の隊員の内、2人死亡、残りのは重症。

それ以前から、欠陥があると言われ続けてきた機体です。

普通の感覚であれば・・・
「こりゃ、危ない!」です。

自国の住宅街の空を飛び・・・
自国民の自衛隊員が搭乗し・・・
自国民の血税を遣い、17機を約3600億円で買うのです。

心配しますよね。
普通だったら、リコールです。

しかし、菅官房長官から発せされた言葉に、耳を疑いました。

「あれは、海外の事故」
「ヘリコプターの中でもオスプレイは安全だと思っている。」
「オスプレイは、きわめて有益。」
「運用停止の理由はない。」

そして、防衛相が極め付けの一言。

「政府として、オスプレイの安全性を保障する。」

墜落した原因も解らない状況で・・・

この摩訶不思議な言動の数々は、一体全体、どこに向けて発せられた言葉なのでしょう?

なぜ、日本政府が製造者でもないのに保証できるのでしょう。(失笑)
ヤッテルことが、原発と全く同じで、本当に笑ってしまいます。


日本国民への目線は、ゼロに等しい。
アメリカの顔色だけをうかがった言動の数々。
なんとも情けない。

しかし、言ってることとヤッてることが、こうも異なるのも珍しい。

彼らの主張では、「日本の国民の命を守る。」ために集団的自衛権の行使をするんです。しかし、目の前で墜落して、自衛隊員の命を奪う可能性があるオスプレイは黙認する。そして、平気で住宅街の空を飛ぶ。

結局、命は大切ではない訳です。
(まあ、人質事件で良く解ってましたが)

つまり・・・
搭乗する自衛隊員の命よりも
飛行する地上の国民の命よりも

「アメリカ」と「利権」を優先したわけです。

戦後レジームの脱却
強い日本

どこにも無いですね。
尻尾振って、従順な犬を見ているかのよう。

「国民や自衛官の命を最優先として、運用を一時停止する。」

それぐらい、嘘でも言えないのか?
安倍氏の日々の主張は、そうあるべきものなのですが・・・

原発も、沖縄も、TPPも全く同じ構造。
国民目線ゼロ。


今後、日本でオスプレイが墜落しても・・・
アメリカ・ボーイング・政府・与党・官僚・中間マージン企業・誰一人責任取りませんよ。(失笑)

原発と一緒。
無責任政府。

自衛隊の方々の命が守られることを、切に願います。

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