2015年2月6日金曜日

アルミ笠木と手すりと格子

住宅の設備は、とっても奥が深いです。
真剣に向き合うと、キリがありません。

建材メーカーだけでも、数十社。
全部の特徴を網羅するのは不可能です。

例えば・・・

外部笠木。

笠木とは、手すり天板に被せる大型水切りのようなものです。

メーカーは・・・

リクシル
新日軽(リクシルに統合)
YKK
不二サッシ
三協立川

当社はリクシル社の物を使っています。

私は個人的にYKKの知識はありますが・・・
不二サッシや三協立川アルミの知識は全くありません。(^^;)

リクシルだけでも、とても細かい。

まず、笠木をハンドラインから選びます。



かまぼこ型の「平型」か、角ばった「片流れ」か??

手すりを付ける場合、支柱を選びます。



黙ってメーカーに任せたら、標準の「56柱」になります。
見た目は「スリム支柱」が良いでしょうね。

その後に、手すり笠木を選びます。


これも標準は「楕円」です。
角笠木がおしゃれだと個人的に思うのです。
丸は論外かな~。


次に、格子を付けるかどうか選びます。



格子だけでも、これだけあります。
高さによって、何本にするかも検討します。

普通の格子としても、丸か角かを選ぶ必要があります。



標準で進むと、丸横格子となりますが、角横格子の方が良いですね。

その後、色を決めます。



一般的に、丸丸と「標準で」といってしまう所です。

でも、こんな細かいところまで決めようと思えば決めることが出来るのが住宅です。

どこまで掘り下げていくのか?
個人の方は全く解りません。

建築家が入れば、全てお任せでも良いのですが・・・

設計事務所や工務店では、ここまで掘り下げて考えてくれるところは、それほど多くないと思われます。

手すり一つとっても、丸か角かで家の表情は変わります。

理想の家を求めるのなら、こんな細かい作業は必須です。ただ、知らなければ、選びようがない。(^^;

施主(お客様)としてしっかりと知っておく必要があると思います。

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