2014年12月6日土曜日

某有名建築家の浅草のビル

東京スカイツリーに訪れた休日・・・
私の御目当てはというと・・・

これです!!



吾妻橋の交差点から見える、歪な建物。

そう、今、日本を代表する建築家といわれている御方が・・・
公共事業として手掛けたアレです。

凄いですね。
遠目から見ての異物感。

目の前に行ってみます。



う~ん
目の前に立ち、浅草という下町の雰囲気は一切感じません。
巨大なルーバーが、近くで見るとなんともかんとも不自然的。
自然じゃない設計ですね。

反対側に回って見てみると・・・



こちら側から見ると、少しは自然木的な雰囲気は味わえます。
が・・・・
やはり、「素晴らしい~」という思いは生まれません。

賛否両論の設計のようですが・・・
この景観を絶賛する人がいらっしゃいます。

日本を代表する建築家の大先生の作品です。
一庶民の私ごときが意見をするのは・・・
糞生意気なのはよ~く解ってます。

ただ、建物は町の景観を形成します。
歴史ある町であれば、それはより顕著です。

一般庶民がどう感じるのかは、設計者にとって重要なファクターなのだと、個人的に思うのです。
ということで、遠慮なく庶民の意見を言わせていただきます。 私の第一印象は・・・

「マッチ棒工作」

子供の頃、マッチ棒で工作した建物にとても似ていません?

そして、なんだか視感がとても暗い。
黒の外壁部分が建物全体を影のように見せてます。
そして、無機質なガラスが殆どなので、温かみがありません。

とても目立つ位置にあり・・・
下町浅草に、この建物の印象が影を落としているように思います。

銀座のど真ん中あたりにあれば、良い建物かもしれません。
が・・・
これを、雷門の目の前に建てる必要性が理解できません。
台東区の担当者は、どう思ってるのだろうか??

実物をみてがっかりしながら・・・
浅草寺へ。




凄い観光客です。
でも・・・
すれ違う3分の2が、中国人。(^^;)ビックリ

息子が「恐竜のウンチを見に行く!!」と言うので・・・



何を隠そう、私も初めてこんな身近で見ました。
息子が見たいと言わなければ、一生こなかったでしょうね。

そして、遠くから・・・
「恐竜のウンチ」を愛でる息子と娘。



高感度カメラで撮影しているので写真は明るいですが・・・
この時点で、すでに足元が見えないくらいの夕暮れです。

かなり寒い。(^^;)

そんな中、後ろにいたストリートミュージシャンが・・・
サイモン&ガーファンクルから突如アンパンマンを演奏。

おもむろに振り返る我が子達。



その後、立て続けに・・・
「ありのままで」と「となりのトトロ」を演奏。

妻と私、しかたなくチップをギターボックスの中へ。(^^)



しかし、ここは絶景ですね。
浅草のフェリー乗り場です。



(クリックすると拡大します。)

スカイツリーと、アサヒビール本社ビルと、月!
そして恐竜のウンチ。(笑)

すっかり暗くなった帰りの車。
子供たちは、車に乗ったと同時に爆睡。

帰り道の東京の町は・・・



むやみやたらに、明るいですね。

そんな町を車で運転しながら・・・
私、ぼそっと独り言。

「こりゃ、原発無くならないわ。」


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