http://financegreenwatch.org/jp/?p=47675
北海道電力泊原発で、過去25年の間・・・
計570兆ベクレルものトリチウムが海に放出されていたというもの。
北電によると、泊原発では1号機が運転を始めた1989年度以降
トリチウムを日本海に放出し続けてており・・・
3号機が運転開始した2009年度は、1年でなんと「30兆ベクレル」
11年度は、1年だけで最多の「38兆ベクレル」
運転停止に伴い12年度は、「8兆7千億ベクレル」
完全停止中の13年度でも、「5700億ベクレル」という天文学的な数字です。
トリチウムは、半減期が12年と言われていますが・・・
100年近く消滅しない、強力な発ガン物質とされています。
海に放出されたトリチウムは、薄まりはしますが消えません。
海水に留まり、蓄積されます。
海水から藻類、海草に取り込まれます。
食物連鎖により、甲殻類、魚などの水生生物全般に広がります。
塩を含む海産物を食べることだけで・・・
人体に今後何十年もの間、必然的に取り込まれつづけます。
トリチウムは、蒸発する海水に含まれます。
日々降る雨は、海水が蒸発したものです。
蒸発し、雨となり我々に降り注ぎます。
水道水は、雨水です。
地下から湧き出る水も、もとはすべて雨水です。
雨水は、地球上全ての命の源です。
それらが全て汚染されているとしたら、逃げ道はありません。
食品の放射能安全表示は、トリチウムを計測していません。
セシウムだけの数値です。
人体に取り込まれたトリチウムは、DNA分子の中で結合し、本構造である水素結合を、全く別のものにしてしまう放射性同位体という独特の特徴を持っているために「最も危険な放射性物質」とされているそうです。
遺伝子被ばくというのだとか。
遺伝子へ影響を与え、それにより変化が引き起こされ・・・
数多くの病気の原因となるそうです。
その代表格が、癌です。
ここで、ピンと来る人は鋭いです。
なぜ、日本が世界一の「癌大国」になったのか?
なぜ、こんなに食文化が発達した小さな島国で・・・
2人に1人が癌になると言われているのか?
2人に1人が癌になると言われているのか?
その理由が今、白日の下に晒さらされたのです。
世界の1割を超える原子力発電が・・・
世界の0.25%しかない国土の日本に密集している。
そして、世界一「海産物を食べる」のが、日本人です。
なるほど。
福島原発では、汚染水の貯水タンクが問題になっています。
汚染水として海に流す事が禁じられ・・・
地上に増え続ける巨大タンク群。
これらは、トリチウム汚染水なのです。世界の1割を超える原子力発電が・・・
世界の0.25%しかない国土の日本に密集している。
そして、世界一「海産物を食べる」のが、日本人です。
なるほど。
福島原発では、汚染水の貯水タンクが問題になっています。
汚染水として海に流す事が禁じられ・・・
地上に増え続ける巨大タンク群。
それが、他の原発では、なんら処理されず放出されています。
今、この瞬間も・・・です。
なんという、不可思議な事態でしょう。
そして、もっと驚くのは、泊原発が現在運転停止中だということ。
停止していても3基で年5700億ベクレル!
莫大な放射能が、海に放出され続けているのです。
運転時と比べると、1.5%とごく少量ですが・・・
それでも億をはるかに超える恐ろしい数字です。
日本海域で、原子力発電所があるのは日本だけではありません。
韓国=25基
台湾=8基
中国=19基
ロシア=?
そして、韓国で12基の増設計画があり・・・
中国では19基が建設中で、増設計画が225基にのぼるという。
泊原発3基で、運転中に年38兆ベクレル。
1日換算で、1041億ベクレル。
原子力発電1基で・・・
1日347億ベクレルもの発がん性物質が垂れ流されている。
それが少なくとも52基、日本海側でフル稼働しているのです。
トリチウムは、原子力発電所の種類によって発生する数値は異なるという事ですが、単純計算で1日5兆4132億ベクレルもの発がん性物質が、海洋に放出されていると考えて間違いはないと思います。。
それも、日本の54基を除いてです。
日本も合わせると106基。
この途方もない事実、知っている人は、いましたか??
日々、日本海のお魚を食べ、鰹節や昆布でだしを取り・・・
ワカメやシジミ・アサリの味噌汁を食べている我々。
凍りつきませんか?
私は、どちらかというとアンテナを張っている側の人間ですが・・・
今まで全く知りませんでした。
政府は、この事実を隠してますね。
そして、国民に安全だと言い切っています。
平和ボケで、危機管理能力がマヒしていたとしても・・・
「恐ろしい」という、言葉しか出てきません。
恐怖以外の感じませんよ。(TT)
御用学者はこういいます。
「トリチウム自体は危険だが、海水で薄まるから大丈夫。」
「海の体積からすれば、小さな原発から出る物質は芥子粒だ。」
だから、安全なんですって。(失笑)
考えれば考えるほど、暴論ですね。
トリチウムは100年もの間、放射性物質として消えません。
生命の母といわれる「海」に・・・
発がん性物質が、どんどんと蓄積され続けます。
世界の原子力発電数は、現在426基を超えます。
そして、あと数十年で1000基に及ぶとされています。
北電は・・・
「管理基準値を十分下回っており、健康にも環境にも影響はない。」
として、全く悪びれません。
私みたいな偏差値40の高卒の馬鹿が考えても解ります。
1か所で1日に流していい基準値があったとしても・・・
2箇所の数値をまとめたら、完全にアウトとなります。
それが426倍。
つまり、1か所で基準値の426倍の放射能を流しているのと・・・
物理的に変わらないのですよ!!
今の世界は。
完全にアウトでしょ。
というか、アウトどころの騒ぎではない。(^^;)
夢のエネルギーとして原子力を生み出した人間。
それが近年、手におえないことが分かった。
人を殺し、自然を破壊する物質を生み出し続ける。
そして、その物質を無効にする手だてが無い事を知った。
すると、人間は基準値を作り・・・
その手におえない物質を自然界にばらまいて良いとした。
そして、その基準を盾にとって・・・
癌患者が増えようが・・・
小児白血病患者が増えようが・・・
先天性異常の赤ちゃんが増えようが・・・
発達異常の子供たちが急激に増幅し・・・
子供が出来ない夫婦が増えようが・・・
「放射能は規定値以下なので一切関係が無い。」
と、言い切る。
なんという、暴論でしょうか?
どうしましょう。
この矛盾に対し、一個人として、どうやって立ち向かえば良いのか?
原子力政策は国が行っています。
自民党でこの政策を推し進める政治家は、こう言ったそうです。
(確か元、官房長官だった輩)
「日本だけが脱原発をしても、どうしようもない。日本が辞めても、韓国産や中国産の原子力発電所が世界で増えつづける。であるならば、それらを少しでも安全な日本製とするのが、原子力先進国としての日本の役目だ。」
そりゃ、どう考えても違うでしょうよ!!!
被爆国として、世界初の大事故を起こしている国として・・・
先導して、危険を公表し世界を止めるのが、我々が担う役目でしょうが!
だれが、225基の計画をしている中国を止めるんですか?
中国は、事故が起きても開示しませんよ。
今、止めなければ・・・
もう、破滅は目に見えてるのに。
慰安婦だの、尖閣諸島だの、そんな些細な事でもめている場合じゃない。
地球の存続のかかった話し合いを・・・、今すぐに!!
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