2014年7月27日日曜日

破れない障子は、ダメ?

先日、小さいお子様がいらっしゃるお客様より・・・

「障子が破れて困っている」という相談を受けました。

障子は、子供の大好物なんですよね。

指で穴をあけ・・・
足で蹴破り・・・
挙句の果てに、グーパンチ。(TT)

襖も同じです。
襖の場合は、絵を書くというおまけつきとなります。

障子に至っては、破れない障子というものがあります。

「ワーロンシート」という塩化ビニール樹脂で被膜した障子紙です。
http://warlon.co.jp/products/%E7%84%A1%E5%9C%B0-2/

プラスチック障子紙と言われているものの一つです。

お客様に「破れない障子があるので、それを張ってみたらどうですか?」とご提案。

それで、早速、畳屋さんに見積もりを依頼をすると・・・
こんな回答が返ってきました。

プラスチック障子紙は強度があるので、桟木(さんぎ)に強力両面テープや接着剤で取り付けるのですが、そうすると、子供が紙を強く押し込んだりすると、桟木が折れたり、障子戸自体が壊れたりする。
また張り替えるとき、接着剤で付けると張り替え不能になるので、あまり、お勧めしない。

そうなんですか。
ほほ~。

障子戸自体は弱い構造なので、やはり、普通ののり付けで普通の紙が良いです。
子供が破るのをふせぐのであれば、4倍強度の紙がありますよ。


紙の名前は「タフトップ」
http://warlon.co.jp/products/%E7%84%A1%E5%9C%B0-4/

こういうのは、プロに従うに限ります。

ということで、お客様にタフトップをご提案し、施工することとなりました。

掃出しの窓で、障子戸2枚、おおよそ、1万円(税込)となります。
そんなに高くありません。

施工したら、写真をUPしたいと思います。
ご期待くださいませ。

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