先日、小さいお子様がいらっしゃるお客様より・・・
「障子が破れて困っている」という相談を受けました。
障子は、子供の大好物なんですよね。
指で穴をあけ・・・
足で蹴破り・・・
挙句の果てに、グーパンチ。(TT)
襖も同じです。
襖の場合は、絵を書くというおまけつきとなります。
障子に至っては、破れない障子というものがあります。
「ワーロンシート」という塩化ビニール樹脂で被膜した障子紙です。
http://warlon.co.jp/products/%E7%84%A1%E5%9C%B0-2/
プラスチック障子紙と言われているものの一つです。
お客様に「破れない障子があるので、それを張ってみたらどうですか?」とご提案。
それで、早速、畳屋さんに見積もりを依頼をすると・・・
こんな回答が返ってきました。
プラスチック障子紙は強度があるので、桟木(さんぎ)に強力両面テープや接着剤で取り付けるのですが、そうすると、子供が紙を強く押し込んだりすると、桟木が折れたり、障子戸自体が壊れたりする。
また張り替えるとき、接着剤で付けると張り替え不能になるので、あまり、お勧めしない。
そうなんですか。
ほほ~。
障子戸自体は弱い構造なので、やはり、普通ののり付けで普通の紙が良いです。
子供が破るのをふせぐのであれば、4倍強度の紙がありますよ。
紙の名前は「タフトップ」
http://warlon.co.jp/products/%E7%84%A1%E5%9C%B0-4/
こういうのは、プロに従うに限ります。
ということで、お客様にタフトップをご提案し、施工することとなりました。
掃出しの窓で、障子戸2枚、おおよそ、1万円(税込)となります。
そんなに高くありません。
施工したら、写真をUPしたいと思います。
ご期待くださいませ。
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