大町の売地、昨日、お申し込みが入りました。(^^)
本日、ご契約です。
お客付けの仲介者は、東戸塚にある「ホームタウンよこはま」さん
http://www.h-town.co.jp/#&slider1=2
お客様のお仕事が終わったあとに、契約とのことです。
午後8時ぐらいから、東戸塚の事務所で行います。
重要事項の説明を契約前に入念に行いますので・・・
契約は、午後9時からとなります。
終わるのは、10時かな??(^^;)
でも・・・
「気に入ったらすぐ契約」
これ、不動産売買では、鉄則です。
大概、週末に見て気に入った場合・・・
その次の週末に契約としてしまいますが・・・
その間に、別のお客様が手を挙げて、競争となってしまうケースや、一週間日々の喧騒に戻りると決心が冷めてきて、なんだか不安になり「やっぱり買うの止めようかな?」という心が生まれてきたりするんです。
そんなこんなで、買いそびれたお客様を何人も知っています。
で、他の方に買われてしまい、完成した家を見て「やっぱりあの時すぐに契約しておけばよかった。」なんていうセリフを、今まで何度も聞いてきました。(^^;)
でも、即日契約は、お客様と業者の信頼がないと中々できません。「ホームタウンよこはま」さんは、特徴がある会社です。
コンサルティングマネージャーというスタッフがおり、宅地建物取引主任者の他に、皆さん人生設計を仕事とするファイナンシャルプランナーや、住宅ローンのプロとしてローンアドバイザーの資格を持っているのです。
だから、お客様も・・・
営業マンから背中を押されたら、身を任せるのでしょう。
以前、こんなことがありました。
某、大手仲介業者(あまり評判は良くない会社)に当社の建売住宅をお申込みいただきました。
契約は、当日の日曜日の夜遅く。
慌てて、その会社の事務所に行くと、30歳ぐらいの若いご夫婦が、膝に子供を乗せて営業マンの説明を受けていました。
「なんだか様子がおかしいな。」
そう思いながら、その説明が終わるまで、離れた席で待つ私。
営業マンが私の席に来て、「重要事項も契約書もすべて説明が終わりましたから、こちらにどうぞ。」といい、お客様の席に伺い、いざ調印です。
すると、ご主人、サインが出来ません。
手が震えて、ペン先が全く定まらないのです。
営業マン
「多少汚くても、読めればOKですから」
なんて言っています。
大丈夫か?・・・・
「じゃあ、ゆっくりと書いていてくださいね。」
と、営業マンが席を外した。
その隙に私聞いてみました。
「どうしたんですか?気分でも悪いですか??」
すると、こんな返事が返ってきました。
「このサインと印鑑を押したら、一生ローンを背負うかと思うと、震えてしまって・・・」
とても小さな声でつづけます。
「実は、今日の朝、初めてこの不動産会社に来たんです。それで、物件を朝から6件ぐらい案内されて、御社の建物がとても気に入ったのですが、そうしたら、営業マンから・・・・この物件は良い物件だから今日すぐにでも契約しないと明日には無くなってしまうから、すぐ申し込んで契約しましょう。と言われて・・・」
マジですか(汗)
営業マンが戻ってきました。
「あれ、まだ書いてないんですか?」
と、反笑で言っています。
とりあえず、私、営業に言いました。
「ちょっと混乱されているみたいですから、いったん落ち着くまでサインと押印、お待ちしましょう。」
で、そこから、震えが止まるまで30分待ちました。
その間に、一杯お話ししました。
で、最後・・・
「こんな入口(出会い)ですが、この家にお住まいになられたら、ご家族が我慢することのない、心地良い生活を送っていただけると思います。私が細かいところまで考えて、心を配って建てた家ですから。」
奥様の青ざめていた顔が元に戻り、ご主人の震えも止りました。
そして、笑顔で契約書にサインと印鑑を押していただきました。
結果的に、このお客様は満足のマイホームをを得られましたが、こういう背中の押し方は、不動産業者としていただけません。
この日を境に、私も個人的に「強い押し」が出来なくなったぐらいです。(^^;)
でも、しっかりとした将来への裏付けがあれば、お客様も安心されるのです。
それが、確実な資格であったり、緻密な資料やデータであったり、未来のライフプランであるのだと思います。
私も実は、8年前ぐらいにファイナンシャルプランナーをユーキャンでチャレンジしたことがあるんです。
でも、仕事と試験の両立は、これがまた難しい。
勉強は多岐にわたり、自分の人生設計をするなんていう面白しろい内容だったのですが、税務や決算書など複雑な教材に、数か月で見るのを辞めました。
もう一度、やろうかな。
FP。
それで、お客様から少しでも信頼を得られるなら。(^^)
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