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2019年11月2日土曜日

長谷川太郎さん

つい先日
東京新聞のトップ記事に
地元の病院が載っていて
ビックリしました。



医院の名は
湘南おおふなクリニックです。
https://shonan-clinic.net/

医院長である
長谷川太郎医師が
日本各地の被災地への支援活動を
精力的に行っており
先日の台風19号の被災地にも
すぐに乗り込み
現地で医療活動をされたという記事です。

以下転載

台風19号で千曲川の堤防が決壊し
大きな浸水被害を受けた長野市。
そこで支援活動をした
医師の長谷川太郎さん(50)が
インフルエンザの予防接種一回につき
三千円を避難所になっている小学校に
寄付する取り組みを自らの医院で始めた。

「予防接種をして支援につながれば
みんなで被災地を応援できる。
できるサポートを続けたい」
と話す。

長谷川さんは、保健医療支援をする
NPO法人AMDA(アムダ)の一員として
被災直後の十四日に現地入りした。
避難所の一つとなった
長野市立豊野西小学校の体育館には
住民約三百八十人と
敷地内の児童センターには
約五十人が身を寄せていた。

長谷川さんは十九日まで
医療、健康相談や施設の消毒などにあたった。

現地で目にしたのは
道路から下水があふれ出ている様子や
一面に泥が堆積した道路など。
通学路の安全確保や衛生面の懸念などから
同校は休校が続いていた。
自宅が浸水し
ランドセルなどの学用品が
水につかってしまった児童も多いとも聞いた。

現場を離れても
その後できる支援を続け
多くの人に被災地に関心を寄せてもらおうと
インフルエンザの
予防接種による寄付を考えた。

接種費用は
健康保険が適用されず
原則的に全額自己負担で
医療機関によって異なる。

長谷川さんが院長を務める
鎌倉市大船にある湘南おおふなクリニックでは
一回3,300円。
うち、事務手数料などを除いた
病院の収入分の三千円を寄付に回す。

募金も行い、合わせて豊野西小に届ける。

同校は、二十八日から学校が再開したが
29日時点で体育館には二百二十人
児童センターは四十五人が身を寄せ
校庭は駐車スペースとして使用されている。

長谷川さんは
「子どもたちの通学支援や物品購入
他のグラウンドへの移送支援など
学校の原状復帰の活動資金として
役立ててもらえたら。」
と話す。

以上

凄いですね。
湘南おおふなクリニックは、
大船中央病院の隣に位置し
鎌倉芸術館前のビルの1階にあります。

医院内で募金を募っているとのことなので
どこに行くか解らない
町中の募金やネット募金をするより
こちらに預けた方が
嘘がなく信頼できます。

そして
NPO法人アムダとは?
https://amda.or.jp/

AMDAとは
災害や紛争発生時
医療・保健衛生分野を中心に
緊急人道支援活動を展開している
NPO法人なのだそうです。

世界32の国に支部があり
多国籍医師団を結成して
被災地を飛び回っている団体とのこと。
本部は岡山市。

1979年のカンボジア難民支援に
日本の医学生グループから派遣された
医師一人と医学生二人の活動が
起源なのだそうです。 

当時
難民流入先のタイに入った3人は
キャンプの位置さえ特定できず
やっとキャンプにたどりついても
活動できる受け皿が存在せず
まったく活動ができなかった。

当然歓迎されるものとして
カンボジアに赴いたにもかかわらず
手も足も出せなかったという3人の報告は
西日本アジア医学生連絡協議会で
驚きをもって迎えられました。

情報と受け皿がなければ
善意だけでは何もできない。

当時、学生だった彼らが医師になり
アジア医師国際会議の開催。
1984年AMDA設立。
医師と医学生双方の国際会議を通じて
アジアの医師・医学生にネットワークを広げ
現在の組織に至っているそうです。
(※AMDAのホームページより)

我々の地元に
こんな志の高い内科医が居たなんで
知りませんでした。

しかも、内科医院の一番の「稼ぎ頭」である
インフルエンザワクチンの利益を
被災地に全額寄付するという・・・
こりゃ、筋金入りです。(゜゜;)

今度、病気になったら
湘南おおふなクリニックに行こう!!
そう思う、今日この頃です。

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