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2019年4月29日月曜日

時事

ブログでネタにしようと思っていながら
ディスクの横に溜ってしまった新聞の切り抜き。



かさばってきたので・・・
ご紹介していきます。

■「失語症と向き合って」馬淵敬さん(東京新聞「伝えたい」より)
ある朝、脳梗塞で倒れた。
一命はとりとめたが・・・
「国語の教員として最も大切な」言葉を失った。
話そうとしても言葉にならない。
自分や妻・小学生だった長女と長男の名前も言えなかった。
テレビで字幕を見ても意味が解らず
本も「ただ字が書いてあるだけ」で、愕然とした。

医師から「国語教員としての復職は無理」と言われた。

それでもリハビリを続けた。
半年後には名前が言えるようになり
少しずつ簡単な文の読み書きもできるように。
その現状をSNSで書くと
教え子からたくさんの手紙やメッセージが届いた。

その中に・・・
自分がかつて生徒に送った言葉があった。

『困難は分割せよ』

井上ひさしの小説「握手」の一説。
授業で引用したものだ。
困難は分割して、一つ一つ片付けていく。
きっとその困難は終わるはず。
そう教えた。
手紙には「先生が言っていたように、必ずうまく行くから」
とつづられていた。

涙があふれ・・・
教員としての復帰を決意した。

言葉を失って・・・
その力を知り
そして、言葉に救われた。

以上

困難は分割せよ。
私も今ままで、何度も困難な仕事にぶち当たってきましたが
まさに、その通りだと思いました。

「壁にぶち当たれ」とか「当たって砕けろ」とか言いますが
あれ、絶対ダメ。

格闘技やスポーツの世界では、とても良く使われる言葉ですが
多くの友人や知人が、壁に真正面からぶち当たって
心を打ち砕かれ、諦めてしまいました。

人生で、目の前に壁が立ちふさがったら・・・
まず、壁を少しずつ登るように考える。
そして、一つの高い塊をしてとらえるのではなく
分けてみる。

難攻不落のエベレストでも、実際は多くの人が昇っている訳です。

困難は分割する。
素晴らしい言葉だと思います。

■ローソン、プラごみ削減
社長の竹増貞伸さんがこう仰った。
「地球にやさしくない企業は生き残れない。」

以上

コンビニのゴミ箱に入ったゴミは
一切分別されず
我々が捨てた姿そのまま
東南アジアの発展途上国に輸送され
そのあと、どうされているのか
各コンビニの親会社は、知らぬ存ぜぬ。

ペットボトル、タバコの箱やビニル
弁当の箱、スナック菓子の袋、レジ袋
コーヒーの蓋、ストローetc

すべての商品にプラスチックが存在します。

そんな日本のコンビニシステムが
プラスチック環境汚染の元凶ともいわれる中
ようやくローソンが重い腰を上げました。

と言っても・・・
プラスチック使用量を30%削減するという。
まだまだですね。

■横浜市立の通学路、ブロック塀2100箇所違法の疑い
横浜市の市立小学校の通路に
建築基準法違反の可能性があるブロック塀が
2100ヶ所あったと横浜市が発表した。
保護者らに場所を知らせるかどうかは
塀は個人の所有物であり、伝えるつもりはないが
件数が多いため今後議論する。
にとどめた。

以上

なんじゃそりゃ。
危険だけど、その被害者になりうる人たちには
どこが危険か教えないとのこと。
なんとも日本的というか
日本以外、こんな事はありえないと思います。

危ないなら、絶対に教えるべきですよね!!!

■ホームセキュリティーカメラの乗っ取り
IOTが普及し
住宅でもIOT化が進んでいます。
全ての家電がWi-Fiでつながり
遠隔操作することが出来て
太陽光や電力の操作も可能で
ウェブカメラなどで、室外や室内の映像を
外出先でチェックすることが出来る。

しかし、他者がログインできれば
家自体が乗っ取られてしまい、
その生活習慣やウェブカメラの映像までもが
覗かれてしまう危険性がある。

初期パスワードを使い続けるケースが多く
生年月日等がSNSでわかる昨今、不正アクセスは容易だ。

以上

ほほ~
怖い話ですね。
確かに、自分の家の無線LANを設定するとき
隣の家の無線LANが割り込んでくることがあります。
特にアパートやマンションなどは、上下左右の電波が
混在しているケースが多々あります。

悪意があれば、いくらでも収集できてしまいますね。
怖いですね。

■九州の太陽光
なんとも不思議、というより非常に勿体ない。
全国に先駆けて
原子力発電所を4基再稼働させた九州電力。
好天で送電線の空きが少なくなったため
太陽光発電の電気の受け入れを
一時取りやめる事態が度々起きている。

電力小売りが自由化されても
既存の大事業者による送電網の独占は続いている。
せっかく発電可能な電力を
無駄にするしかないのである。

少なくとも一つ、明らかになったことがある。
日本は、未来のエネルギー大国になりえるという事だ。
長い間、この国は「資源小国」と言われてきた。
石油石炭の時代が続いていたからだ。
そのため・・・
原子力を「純国産エネルギー」という事にして
原子力を優遇し続けてきた。

だがこの国では、太陽こそが「純国産エネルギー」
太陽光は無限にあって
しかも火山の多い九州は、原発にはとりわけ不向き。
火山の地熱資源が豊かなため
本来、自然エネルギー活用を世界にリードすべき土地柄なのだ。

ではなぜ、太陽光の電力が「抑制」されてしまうのか。

『原発の電気を最優先で送電網に流しなさい』
とする国が取り決めたルールがあるからだ。

安全対策から廃炉、核のごみ処分まで
原発は金食い虫だ。
さらに一度の過ちで我々の生活を破壊する。

自然エネルギー普及には送電網の大幅な増強が不可欠だ。
しかし決して高い投資ではない。
未来への投資だと、誰もがわかる事なのだが・・・

以上



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