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2019年3月19日火曜日

古紙の高騰

中国が、日本の古紙を爆買いしているそうです。

理由はアメリカとの貿易戦争です。
アメリカが中国への古紙の輸出に対し25%の関税をかけたため
中国は、古紙不足に陥り、日本からの輸入にシフト。

その量は1年で倍に膨れ上がり
その結果、日本が古紙不足におちいってしまっているのだそうです。

古紙からは様々なものが作られています。

その代表が「段ボール」です。

中国では、ネットショッピングが爆発的に広がっており
その拡大スピードはすさまじく
日本の購買人口の10倍をあっという間に超えていくとのこと

そこで必要となるのが配送の際に使う大量の「段ボール」

段ボールの原材料が中国に買占められると
国内では品薄となり、古紙の値段が上がっていきます。
古紙の値段が上がれば、段ボールの値段もおのずと上がる。

ここ一年で、段ボールやお菓子類の梱包材、手提げ袋や再生紙が
1.5倍~2倍の値上がりを見せています。

梱包材が上がれば、商品自体の値段も上がっていきます。
コーラ一本、自動販売機に運搬するにも段ボールで梱包されているので
食品から日用品にいたるまで
ほぼ、すべての物の値段が上がっていく訳です。

日本国は、アメリカばかりに目を向け・・・
霞が関も自民党もアメリカの方針に「右ならえ」です。

先日もトランプがツイッターで「おめでとう、トヨタ。」と祝福。
その理由は、トヨタがアメリカで投資する金額を増やすと発表したから。
2021年までに1兆4500億円の投資を行うそうです。
どこよりも高コストのアメリカ国内でです。

日本は、アメリカとの貿易摩擦を避けるため
アメリカのロッキード社から、一機120億円の戦闘機F35を
105機、総額で約1兆2600億円で買ったはずです。

一体全体、何をやっているのでしょう?
全然、意味ないじゃん。

もし、自民党が掲げる「日本を取り戻す」という標語が本気であれば
アメリカから戦闘機を買わず、
その税金をホンダにつぎ込み、戦闘機を作らせればよい。

ホンダが作った小型旅客機「ホンダジェット」は1機約6億円です。
F35は120億円。その価格はホンダジェットの20倍。(笑)
どれだけボッタくりかは、素人でも解ります。

ちなみにロシア製の最新ステルス戦闘機「スホイ57」
その金額は、約60億円とのこと。
倍の金額を日本に平然と提示するアメリカ。
どれだけ日本を見下しているのでしょう。
そして、それを値切り交渉もせず、満額で買い受ける安倍政権。
どれだけ従順なのか。(失笑)

でも、日本国民は、ことごとくアメリカに寛容です。
誰一人、怒らない。
ロシアから買ったら60億円のステルス戦闘機を
アメリカから120億円で買っているのにです。

こと、相手が韓国や中国だと
慰安婦基金の10億円でも血相を変える我が国。
舛添さんが都知事を辞任した時もそう。
ホテル三日月の数万円の宿泊料を政治資金で支出しただけで
国民総出で大騒ぎして、有能な彼を追い落とす。

不思議な現象です。怪奇現象のたぐいも。

今回の段ボールの高騰も・・・
アメリカ発です。

中国が爆買いとニュースでは矛先が変っていますが
摩擦をしかけているのは、アメリカなのです。



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