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2018年1月20日土曜日

鎌倉市役所新庁舎

鎌倉市長の年初の話が続きます。
※深沢地区への鎌倉市役所移転に関して

窓口機能は現在の場所に残して
市民生活が不便にならないよう十分に配慮しながら進めます。
ただ、10年先を考えると
窓口での手続きそのものが
役所に足を運ばなくても出来る時代になると予想します。
また市役所の仕事自体も
AIやロボットによって軽減できると考えると
市役所があるから町の中心というより
市民の皆さんが来たいと思うような場所にすることが
大切だと考えています。

180億円かかるという移転費について・・・

市単独で新たな施設を造るというのではなく
民間と協力し複合施設として整備することを検討していきます。
たとえば現在の市役所の場所には
商業施設などの民間機能を導入すると共に
2回に図書館や生涯学習センターなどを配置するような
施設を造ることをイメージしています。

これは深沢についても同様です。
また、行政機能のスペースとして必要なくなったら
民間事業者が利用していくというような考えも必要です。

移転は7年後を目標としていますが
議論の進み方、深沢計画の進み具合にあると考えます。

(タウンニュースNo.626号より)

市役所移転は、もう深沢に事実上決定をしたのですね。
そして、民間を利用すること。

いっそのこと、市役所にコンビニが入り、ツタヤやスタバなど入れたら面白い。
ジブリを誘致して、小映画館を併設して
横浜のシネマノヴェチェントのようなミニシアターなんて素敵。
http://cinema1900.wixsite.com/home/1900information

鎌倉ゆかりの映画フィルムの上映や
鎌倉市在住の著名識者の講演会や落語会が出来るようにする。

鎌倉議会をコンパクトにして、カフェを併設して観覧できるようにしたり
カフェで議員や市長がコンパを開けばいい。

そんな楽しい発想をぜひ取り入れてほしい。

移転に反対している方々は、高齢者が多い。
新しいことをしようとすると必ず反対が起きますが
ほとんどが変化を嫌う年配の方。

ツタヤが図書館を運営して大騒ぎしている自治体がありましたが
あれも、同様です。
若い世代は図書館を利用していない現実があります。

そこがすでに誤っている訳です。
もっと若い世代が目を向ける図書館にすることが何よりも先決。
閑散とした図書館を変えない限り
何も始まらないのですね。

既存のものを新しく変える場合
「昔からの文化や慣習」を主張し
反対をする人がほとんどです。

でもそれは固執なんです。
その殻を破らないと何も始まらないのです。

歌舞伎の市川猿之助(現:猿翁)曰く

歌舞伎役者は「型破り」でなくてはならない。
ただし、型があって初めて型破りとなり・・・
基本の土台が無いものは、ただの「形無し」である。
型を学ぶのは大切だが、同じことを繰り返すのは、後退である。
型を破り、新しいことに挑戦することを進化という。

松尾市長は、8年間、鎌倉という型を学んできたので
3期目は、しっかりと鎌倉という型を破ってほしい。
そして鎌倉を進化させてほしい。

型破りは、若さが無ければできません!!
同じ歳として、応援します。
ぜひ頑張ってください。

ちなみに、市役所移転は最速でも7年後なわけです。
そのときに市政を支えていくのは、今の高校生や大学生です。
日々、労働して市民税を払う若い世代。

今、何かにつけ高齢者に目が向いていきますが・・・
世の中はもっと若い世代に寄り添うべきだと思うのです。
国を背負う若い世代を応援しなくてどうするの?
特に、国や県のように遠い存在ではない
我々に身近な市政は。

高齢者には、湘南モノレールやバス会社とコラボして
70歳以上のお年寄りに敬老特別乗車証を発行して
バスとモノレールを無料で乗れるようにする。

そうすれば、渋滞の解消につながり
さらに、高齢者の自動車危険運転の減少にもつながる。

来年導入するロードプライシングでえた収益を
すべてそこに回せばいい。
渋滞、緩和しますよ。

市役所移転に反対運動がありますが
市長は、もっとマスコミを使うべきです。
この国の国民はマスコミに弱い。

全国規模にしちゃえばいい。
大きな方向性として・・・
鎌倉市役所の新庁舎は、建築家の隈研吾さんに設計を依頼して
神奈川県産の木で、木造庁舎なんてどう?
木造の市役所なんて、全国から注目されますよ!!

ちなみに下記は隈研吾さんが手がけた栄光学園の木造校舎。


(画像は、日本設計のHPより)

または、今、世界で最も有名な日本人建築家の「板茂」さん
一部段ボールで建てる鎌倉市役所なんて、考えただけでワクワクします。


(画像は、板茂建築設計より)

180億円を使うなら可能です。
大金をコンサルタント会社に投げ捨てるのは辞めてほしい。
大手デベロッパへの丸投げも同じ。

鎌倉市にゆかりのある業者や
多くの熟練職人を使い
建設費が回りまわって鎌倉市を潤すよう考えるべき。

「お金の地産地消」です!!

足りないなら、全国に向けクラウドファンディングすればいい。
投資してくれた人に、完成後の特典をつける。
内部の施設を無料で使えるとか
食堂の割引があるとか。

昔、鎌倉市の4階にあった食堂、懐かしいですね。
20代のころ、安くてよく利用しました。
いつの間にか廃止にされましたが、市役所食堂、ぜひ復活してほしいです。

松尾市長、ぜひ熟考を!!
温故知新の市役所を願います。

つづく

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