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2017年8月7日月曜日

人工知能を持ったドローン

「宅配事業にドローンを活用する」

そんな大号令のもと、ドローンの性能が躍進しています。

すでに時速300km近くで飛行し・・・
GPS機能で、目的地まで飛ばせることができる。
さらに高性能カメラを取り付け、上空から地面の塵をも見ることができる。
バッテリーも12時間の飛行を可能としている。
何でも太陽光発電機能を持たせ、半永久的に飛ぶ技術すら考えられているとか。

そして、今、研究の熱が高まっているのが、人工知能。

ドローンに人工知能を持たせ・・・
学習させ、自己の判断のもとに行動できるようにさせるというもの。

このニュースをみて私は
「ああ、また世の中が激変するな」
と、胸が苦しくなりました。

また、時代が大きく変わる狭間に我々は生き
そして、気が付いたらそれが日常になっている。

携帯電話からスマホが開発された直後
我々の世界は一変してしまいました。
ついこの間です。

皆、歩きながらスマホをみる。
手のひらの小さな機械で・・・
テレビ電話が世界のどことでも一瞬でつながる。
手塚治虫の漫画の世界。

子供を自転車に乗せたママさんが
スマホを見ながら運転しているなんて
珍しくなくなりました。

こんな世界、数年前まで考えもしませんでした。

いまじゃ・・・
知らぬ間に、大人も子供も・・・
世の中が皆、スマホ中毒です。

「ドローンが進化し、人工知能を持つ」
皆があまり興味を持たないニュースですが
これが実現されるとすると
我々が考えてもしない世の中が、また、知らぬ間にやってくることになります。

ドローンは、表向きは民間利用をうたわれていますが・・・
基本的に軍事産業がメインです。
人工知能を持ったドローンが大量に作られ、国を攻撃する。
要人の暗殺には、最適です。

我々の上空にドローンが飛び交うようになると・・・
もう、どれが何の目的のドローンなのかはわかりません。

皆が携帯するスマホ。
GPSアプリは、当たり前に使ってます。
スマホが「この人はここにいますよ」と、常に電波を出しているわけで。
どこにいようが追跡し放題。(^^;)

人工知能を有したドローンに、一個人のGPSデーターを記録させたとなると・・・
誰のコントロールが無くても、無人パパラッチが可能となる。

外を出歩く我々の上空を、ブンブンとドローンが飛び交う日がすぐそこまで来ているのか?

考えるだけで、ちょっと、ぞっとします。

すでに、日本中の大学、世界中の企業が含めて開発合戦を繰り広げているそうです。
もう、この流れは止められません。
さて、あと数年で、世の中がまたどう変わるのか?

個人的に、恐怖しかありませんが・・・
一民間人として、括目したいと思います。

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