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2017年5月12日金曜日

時と金

東京新聞の「気になる新書」より

過去は「過ぎ去る」
未来は「いまだ来ない」
と書く。

時間は前方から接近してきて
我々とすれ違い
後ろに遠ざかって行くのだろうか?

もともとが抽象なので
確かめようがないが
とりあえず「そういうもの」だと
了解するという約束事を皆で共有している

言語がつくる「時間のイメージ」
その検証は、エキサイティングだ。

時間は「流れる」のか?

それとも、時間は不動で・・・
我々の方が「進んでいく」のだろうか?

この本は
我々の時間意識に強烈な影響を与えている
「時は金なり」
という比喩をめぐる旅だ。

時間を金銭に例えるこの隠喩が・・・
いかに我々の意識を縛って来たか

著者はそこから我々を開放し
時間のイメージを更新しようとしている。

なんだか
物凄く、興味深々なお話です。

その本がこれです。
瀬戸賢一著「時間の言語学」



読んでみたい~。

そういえば、最近、全く本を読んでいません。
丸1日、本を読むなんて時間があったら・・・
実際、本を読むだろうか?

30代の独身一人暮らしのころ
朝から晩まで本を読む日を過ごしたことがあります。
そんな日々を過ごしていた時期が信じられません。

朝、明るくなり起床
夜、暗くなり就寝
それが時の流れと考えている我々ですが
実際は地球が回っているからで、時間は無関係。

時とは・・・
何なのでしょう?

そんなことを考えると、底無しに潜るよう。
考えれば考えるほど、時間が勿体無い。
勿体無い?
時間なんて、実際は存在しないのに?

時間の経過するから老いるのか。
老いが無ければ、時間という概念は不要で・・・
そもそも、老い自体が「時間」なのではないだろうか。

ああ、ダメだ。
無限の住人になってしまう。

答えの無い世界から、現実に戻らないと・・・。(^^;)

明日も・・・
朝起き、子供とご飯を食べ、幼稚園に送り
仕事をして帰って、ご飯食べて、子供の歯を磨いて

毎日同じルーティンを繰り返していきましょう。
それを、人は「平穏」というのです。

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