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2017年3月4日土曜日

祝、すずさん!!

祝!!
「この世界の片隅に」アカデミー賞のオスカー獲得!
ばんざーい!!
とってもうれしい。(^^)

まだ見ていない人が、この受賞を機に映画館に足を運んで・・・
多くの人がこの映画を見てくれることを、切に願います。


※上記を見れない場合は、下記をクリック。
https://www.youtube.com/watch?v=8DcK_7AaYm0

3月の時点で「この世界の片隅に」の興行収入が20億円を突破したそうです。
凄いですね~。

でも「君の名は」の10分の1です。
日本での映画興行収入ランキングなるものがあります。

1位/千と千尋の神隠し/308.0億円
2位/タイタニック/262.0億円
3位/アナと雪の女王/254.8億円
4位/君の名は/244.6億円
5位/ハリー・ポッターと賢者の石 /203.0億円 
6位/ハウルの動く城/196.0億円
7位/もののけ姫/193.0億円
8位/踊る大捜査線 /173.5億円
9位/ハリー・ポッターと秘密の部屋/173.0億円  
10位/アバター/156.0億円 
11位/崖の上のポニョ/155.0億円
12位/ラスト・サムライ/137.0億円
13位/E.T/アルマゲドン/HPアズカバンの囚人/135.0億円
16位/ジュラシック・パーク/128.5億円  
17位/スター・ウォーズ エピソード1 /127.0億円
18位/風立ちぬ/120.2億円
19位/アリス・イン・ワンダーランド/118.0億円
20位/スター・ウォーズ・フォースの覚醒/116.3億円  
21位/南極物語/マトリックス/ニモ/HP炎のゴブレット/110.0億円
25位/パイレーツオブカリビアン ワールド・エンド/109.0億円
26位/トイ・ストーリー3/108.0億円 
27位/インデペンデンス・デイ/106.5億円
28位/ロード・オブ・ザ・リング、王の帰還/103.2億円
29位/踊る大捜査線/101.0億円
30位/パイレーツオブカリビアン デッドマンズ・チェスト/100.2億円

100億円を超えた作品は、全部で30作。
そうそうたる顔ぶれですね。

ジブリ強し!!

もし「この世界の片隅に」がジブリ作品として上映していたら・・・
きっと「千と千尋の神隠し」を超えていたでしょう。

魔女の宅急便を手掛けたことで知られている片渕監督。
どうにかならなかったのかな~。
30位に食い込むには、今の5倍!!
頑張れ、この世界の片隅に!!がんばれすずさん!!

ちなみに・・・
2016年の興行収入ランキングをみてみると・・・

1位/君の名は/ダントツ
2位/スター・ウォーズ フォースの覚醒/116.3億円
3位/シン・ゴジラ/82.5億円
4位/ズートピア/76.3億円
5位/ファインディング・ドリー/68.3億円
6位/名探偵コナン 純黒の悪夢/63.3億円
7位/妖怪ウォッチ エンマ大王~/55.3億円
8位/ONE PIECE FILM GOLD/51.8億円
9位/信長協奏曲/46.1億円
10位/ペット/42.4億円
11位/ドラえもん 新・のび太の日本誕生/41.2億円
12位/オデッセイ/35.4億円
13位/暗殺教室~卒業編~ /35.2億円
14位/orange-オレンジ-/34.2億円
15位/007 スペクター/29.6億円
16位/アリス・イン・ワンダーランド/27.8億円
17位/インデペンデンスデイリサージェンス/26.6億円
18位/シビル・ウォー キャプテン・アメリカ/26.3億円
19位/聲の形23.0億円
20位/ジャングル・ブック/22.1億円
21位/植物図鑑/22.0億円
21位/デスノート/22.0億円
 23位/ポケモン・ザ・ムービー/21.4億円
24位/クレヨンしんちゃん 爆睡!~/21.1億円
24位/HiGH&LOW THE MOVIE/21.1億円
26位/デッドプール/20.4億円

まだまだ、ですね!!
ズートピアとまでは言わないですが・・・
名探偵コナンは、絶対に抜いてほしい!!
あと、3倍の観客動員かぁ~。

我が家も、あと一回、見に行く予定です。

そうそう・・・
オスカー受賞以外に驚くニュースがもう一つ。

宮崎駿が、現役復帰を決意したというのです!!
この映画を見て。

たぶん宮崎駿は、この映画の「パステルカラーのリアル」に対し
地団太を踏んで悔しがったことでしょう。
「くそ~、やられた!」
だから、過去一緒に仕事をした片渕監督に対し、一切のコメントをしてません。
それほど、ジェラシーを感じてるのでは?
勝手に推測。(笑)

それほどの映画なんです。

最後に、片渕須直監督のお言葉。

『世界』を描かないと『片隅』が見えてこない。

この映画は昔の日本の話ですが・・・
そう遠くない近代の出来事で・・・
今でも、この世界でいくつも起こっている事。

人は、世界のどこにでも、つねに片隅に居る。
そして、世界経済の情勢や勢力争いに振り回されている。

「イラク戦争」
「シリア内戦」
「パレスチナでの空爆・テロ」

そのニュースの片隅に・・・
つねに「すずさん」や「晴美さん」が居て・・・
子育てや生活をしている日常の中で
命が奪われ、空爆や自爆テロにおびえ
今この瞬間も食糧難に苦しんでいるのです。

その反対側の片隅で・・・
我々は、なに不自由なく平和に暮らしてる。

でも、日本も、数十年前に苦しんでいたのだ。
皆、忘れてるけれど・・・
また、いつ突然その事態が訪れてもおかしくない。

そうなっても、他の国から見たら・・・
世界の「片隅」でしかない。

今、我々がシリアのニュースを見て、無感であるように。

そう。考えさせられる映画。
というより、考えなければならない。

そんな、片渕アンチテーゼでもあるのです。

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