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2015年11月15日日曜日

テロ?

フランスで犠牲になった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

テロってなんでしょう?

フランスやアメリカが行っているのは、戦争です。
爆撃機や戦闘機をシリアに飛ばし、町に爆弾を投下しています。
シリアでは、この戦争で、すでに30万人規模の死者が出ているそうです。

今回、SNS等でプロフィール写真にフランス国旗をかかげることが広まり、シェアされていますが・・・
それ以前に亡くなった30万人の人たちに哀悼の意をささげた人は、その中にどれほどいるのでしょう??

既に一国で、これだけの人が犠牲になっているんです。
爆撃され、家族を失った被害者の憎悪は、想像を絶します。
その矛先は、爆撃機に刻印された国旗に向くでしょう。

戦争ですから、自国が攻撃を受けるのは、想定の範囲内のハズです。
少なくとも政府は、絶対に想定していたでしょう。


それは、テロですか?
戦争ですよね??

イラクやシリアでは、普通の街で日常に起きている事です。
空から突然、爆弾が落ちてくる恐怖。

毎日のように・・・
「イラクで自爆テロ、50人が犠牲」
というニュースを、新聞の小さな片隅の記事で見ます。

それに合わせて・・・
「シリアでフランス軍が空爆」
「シリアでトルコ軍が空爆」
「シリアでヨルダン軍が空爆」
というニュースを見ます。

でも、その空爆に対する犠牲者は、全く報道されません。
自爆テロの規模どころではないのです。
ミサイルによる爆撃ですから。

その死者は、どこに行ってしまったのでしょう??
見て見ぬふり、無関心。

しかし、いざ先進国で起きたら、世界から弔いがささげられ・・・
「重大なテロ行為」
として、世界各国がテロに対し宣戦布告する。

個人的に、理解に苦しみます。

政府や大統領は、絶対に想定していたはずです。
それなのに・・・
「まさかこんな事態になるとは!」
と、悲痛な面持で、演技をしている。

そうとしか、思えない。

命の重さは、皆、同じでは無かったんですか??

フランスで犠牲になった方も、シリア・イラク・アフガニスタン・アフリカ諸国・その他諸外国で日々無差別に命を失っている方々に、心より、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

合唱(ー人ー)


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