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2015年10月18日日曜日

何気ない記事に涙

最近、自分も年を取ってきたと・・・
とても、身に染みる出来事が多いです。

先日、顔に黒い斑点ができているのに気が付きました。
日に日に大きくなってる。(^^;)
よく見ると、頭の頭皮にもいっぱい。

念のために皮膚科に行ってみました。

そこで、お医者さんにこう言われました。

「加齢で出るアレですね。」

アレ?
アレってあれですか?



志村けんが爺さんや婆さんに扮する時に・・・
マジックで顔に書いてる・・・
これ。(TT)

失笑。

若い女性のお医者さん曰く
「加齢によるものなので、日に当たらないようにして下さい。」
ですって。

そうですか。
解りました。
御診察、有難うございました。(TT)

最近は、加齢によるものなのか??
些細なことで、ホロリと来ることがおおくなりました。 先日は、東京新聞の子育てコラムを読んでホロリ。

「パパイヤ鈴木さんの子育て日記」

息子が変声期に入ったようです。
まだ変わりきっていない為に、少し話しづらそうです。
もしかしたら、こういう時に放っておくと無口になってしまうかもしれない。
そう思い・・・
普段より積極的に会話してみました。
息子も一生懸命話そうとするんですが、声が裏返ってしまい
ヨーデル風になってしまいます。
それが無性に可愛くて、夫婦で喜んでいます。
と同時に寂しさも湧いてくるのが正直なところ。

電話だと本当に息子かと疑うほど声が大人びています。
昔のように、幼くてかわいらしい声に戻ることは、二度と無いのです。

変わっていく息子の声を聞いていて
声とともに話す内容も大人になっていることに気が付きました。

「これおいしいね」

「ああ、うまいね」
に。
「カレーが食べたい」

「なんでもいいよ」
に。

そのうち、パパではなくお父さんと呼ばれるでしょう。
それが普通だと解っているのに・・・
寂しい。

子供の成長を喜ばない親はいません。
僕たち夫婦ももちろんそうです。
でも、変わっていく子供たちに戸惑いを隠せないのも事実です。

先日、息子とゴルフに行きました。
以前は「そのクラブじゃ小さくて届かないよ」と言っていたホールで
今回は「そのクラブじゃ大きくて超えちゃうよ」と言って、ハッとしました。

よく見ると、足も大きくなっていて・・・
そろそろ、僕の靴が履けそうです。
身長もとっくに妻を抜いていて、力も随分強くなりました。

近い将来、いろんなものが息子に抜かれて行って・・・
最終的には何も勝てなくなる。

息子が幼いころ、将来、無事に育つことをどれほど望んていたかわかりません。
でもそうなったとき、親って勝手ですね。

一生懸命大きくなろうとしている息子のそばで・・・
小さいままで居てほしいと望んでる。

こんな記事で泣くようになるなんて、自分にビックリ。
10年前の私が見たら、腹を抱えて地面をのたうち回ることだろう。(苦笑)

41歳、もう人生の折り返し地点を過ぎました。

今、息子は、5歳。

私が仕事から帰ると・・・
玄関まで走ってきて、抱きついてきます。
そして、待ってましたばかり、一生懸命話しかけてきます。
「トンちゃん、おかえりっ」
と何とも可愛い声。
とても甲高くて、それでいて優しい声。

まるで、天使のような。(親バカ)

そんな天使の声が・・・

声変わりですか。
そうですか。

野太い声で「オヤジ」と呼ばれる日。
想像もできない。

そのうち、親なんて、振り向きもしなくなるのは知っています。
自分がそうでしたから。

でも今日も・・・
家に帰ったら、息子が出迎えてくれる。
今は、私の帰りを心底喜んでくれる唯一無比の存在。
幸せですね。

今、この瞬間を一生懸命忘れないように・・・
頑張って生きようと思う・・・

今日この頃です。


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