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2015年8月7日金曜日

ハナホジッチ

それにしても・・・
学習しないというのが、一番厄介でして・・・

日本サッカー協会。

まあ、同じ過ちを繰り返す繰り返す。(失笑)

すでに、ハナホジッチ監督でしたっけ?
大バッシングが始まりました。

北朝鮮に負け、韓国戦でドローの結果をうけ・・・


「日本のサッカーを解ってない」
「日本サッカーの土台を崩している」
「アジア人をなめている」

ですって。
そんなの、最初から解りきったことなのに。(失笑二度目)

今日の朝の新聞にて、「炎天下の中、15分間説教」という記事。
ちなみに今の日本代表監督って、何語でしゃべるの??

クロアチア語?
フランス語?

前々監督イタリア人だから、イタリア語
前監督はメキシコ人だから、スペイン語

今の監督は、ユーゴスラビア人だから、クロアチア語???

聞いたこともない言葉で、説教くらってもね。(失笑三度目)

通訳を介して怒られるのって、選手はどういう気持ちなんだろか。
私が選手だったら、話半分も聞きませんわ。

そんな中。
停滞していたシンクロナイズドスイミング日本代表。
たった一人のコーチの復帰で・・・
メダルラッシュ。

井村雅代。

彼女の最大の力は「言葉」です。
彼女は、言います。

一流の世界は固定化したものではなく
日々発展しているもの
同じ地点に止まっていたら
どんな人でも取り残されてしまう
だから一流の人ほど
自分のことを一流だと思っていない

練習中、とにかく選手に言葉をぶつける。
それは、ダイレクトで強い。
自分を一流の指導者などとは思っていない。
だからこそ、必死の指導をする。
だからこそ、通じる。

そして、日本人だから、日本人の事をとても良く解る。

日本代表コーチに返り咲いた直後・・・
井村さんは、選手たちの様子に落胆したそうです。

試合の出番直前、選手たちが談笑していた姿を見て。

数々の修羅場をくぐり抜けてきた熱血指導者には
その光景が信じられなかった。

アカン!
プレッシャーなく試合に出るなんて厚かましい!
心臓が飛び出るぐらい緊張しなさい!!

西洋人じゃない。
日本人。

そこは、日本人を熟知した指導です。
緊張を解すために談笑する必要はない。
トコトン、緊張しろと。

今回、シンクロのメダリストとなったデュエットの一人、乾選手は試合直後のインタビューで「今までにないくらい緊張した」といい・・・

井村コーチは試合前、「どれだけ緊張しても、体が勝手に動くぐらい練習せい」と言ったそうです。

凄いですね。
凄いです。

私も、競技者として空手の世界に一時いた人間です。
いま思い返すと・・・
良い成績を残せた時期は、物凄く緊張してましたね。
前日も寝れないぐらい緊張して。

でも、変に慣れてしまい、緊張しなくなってから・・・
成績は、泣かず飛ばずでした。

当時は、自分では気が付かない事でしたが、今、井村さんの記事を読んで、「おおっ!」と思ってしまいました。

人を動かすのは、言葉です。

どんなに素晴らしい技術を持った人でも
どんなに素晴らしい理論を持った人でも

それを伝えられなければ、指導者にはなれません。

人を動かす言葉には、魂が通っています。
心の無い言葉は、無意味です。

赤の他人の通訳をとおして、その心が通じるのか?

無理でしょうね~。


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