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2015年5月16日土曜日

セルローズファイバーのつづき

セルローズファイバーが最大の効力を発揮するのは、床下です。

今、巷では外断熱が流行っています。
よって、床下の断熱は、基礎断熱が多いようですが・・・
私は、打ち終わった間直の基礎に・・・
ポリスチレンフォームなどをベタッと接着する、なんとも簡単で雑な収まりが個人的に嫌いで、採用したことがありません。

その辺の話は、また別の機会に。

セルローズファイバー良さは・・・
施工経過の写真を見て頂ければ分って頂けると思います。

下の写真は、当社建売住宅「鎌倉市山崎」の床下断熱の施工経過です。
http://www.heisei-shonan.co.jp/urinusi/yamazaki.html

①大引き下にセルローズの受け材を施工。

②防虫処理 

③床下地の根太

④浴室や玄関の基礎回りから外気の侵入を防ぐため密閉処理

⑤電気・上下水・ガスを先行配管

⑥受けシートを施工

床下全面をカバー

配管回りのご覧の通り

床下点検口も隙間なく

⑦根太上に抑えのシートを張ります

⑧シート施工で、一切の隙間を塞ぎます。
ここは普通、断熱材が入らない内壁スペースですが・・・
柱・間柱・筋交いともにぴったりとシートで密封。


建物の内側を全て塞いでいるのが解りますか??

⑨配管回りもしっかりと隙間を密封。

⑩トラックの吹き込み機械を作動し、ダクトを建物内へ

⑪セルローズファイバーの吹き込み開始




⑫吹き上がり後、パンパンなのがお分かり頂けますか??

⑬捨て貼りのコンパネで、抑えながら塞ぎます。

⑭床を張ります。




どうです??

この手間の多さ。(^^;)

そして、細かさ。

工程は、普通の剛床工法の3倍、基礎断熱の数倍です。

基礎断熱の場合は、捨て貼りもしないかな?

予算が無い方は、基礎だけでもセルローズファイバーにするなんていう事を考えてみてはいかがでしょうか?

当社で、断熱工事だけをお受けすることも可能です。(^^)

これだけ断熱材に気を使うのですから・・・
出来上がった家は、本当に暖かい。(^^)

山崎の建売住宅、出来上がりが楽しみです。


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