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2014年7月8日火曜日

タモ無垢一枚物の造作テーブル

鎌倉市笛田の太陽光発電付き新築分譲住宅。
完成まで、あと数日です。


今日は・・・

外構工事(外構屋さん)
ウッドデッキ工事(大工さん・塗装屋さん)
バルコニー手すり工事(サッシ屋さん)
バルコニートップコート防水工事(防水屋さん)
太陽光発電室内工事(太陽光施工業者さん)
電気工事(電気工事屋さん)
ハウスクリーニング工事(お掃除屋さん)
家具工事(家具屋さん)

が入っています。

ということで、現場は中々混乱しています。

外では・・・


大工の遠藤さんが、檜のウッドデッキを製作中。

デッキ下部には、事前に除草シートを張り、砂利を5cm厚で敷いてあります。これで、雑草に悩まされることはありませんね。

ウッドデッキは、組み上げてから防腐塗料などを塗ろうとすると、2割ぐらい塗ることが出来ない個所が出てきます。
ですので、石井塗装の石井さんに材料を切ったところで、ウッドロングエコを塗ってもらっています。(一番奥で塗ってます)
こうすることで、重ね合わせ部分や、建物側の小口や、束の上下断面も完璧に塗ることが出来ます。
ただし、通常の塗料の場合、防腐防蟻の薬品が入っており、また着色があるので、この塗装方法は不可能に近いです。

また、塗装屋さんの手間がとても食うので、普通であれば塗装屋さんが「やらない!」というかもしれません。
石井塗装の石井さん、いつもありがとうございます。m(_ _)m

その向こうでは、幸輝土建さんが枕木の門柱を製作中。


車庫スペースのブロック積とフェンス、土間下地と大忙しです。

室内では・・・


太陽光のパワーコンディショナーを付けている横で、家具屋さんが特注キャビネットを設置しています。
私の高校の同級生、このブログでおなじみの富士工芸の若社長です。
タモの突板でボックスを作り、タモの無垢板を天板として、キッチンの人造大理石の天板に合わせて、造り付けます。


「どうだ、良いだろう!」と、満面笑みで得意げなケースケ君。



このキャビネットは、元々、テーブルにする予定でした。
キッチンとつながった作業台兼用のテーブルが欲しいという、購入されるお客様のご要望です。

ですが、そうするとテーブルの高さが、キッチンの天板と同じH850mmとなります。カウンタータイプのテーブルと同じ高さですが、通常のテーブルと比べると150mmも高くなってしまいます。

なので、幅350mmだけ部分的にキッチンに合わせたキャビネット型のテーブルにして・・・
残り1600mm弱を、H700mmのテーブルとしました。


タモの無垢一枚もの(合いハギ天板)の特注テーブルです。
奥行900mmもあります。
これもキャビネット同様、現場で組み立てます。

キャビネットの天板とテーブルの天板は、同素材です。


袖壁とキッチンの天板が7mm段差があります。
「コーキングで良い?」と若社長
「でも、ピッタリにした方がカッコいいか」と、若社長

結局、作業場に持って帰って、7mm削って持ってきてくれるそうです。

それでこそ、職人ですね!
職人気質です。(^^)


おお、素晴らしい!!
ちなみに、足は、タモの集成材としました。
オールタモのキャビネットとテーブルです。

・・・
それにしても・・・
おかしいな。(^^;)

この物件は、建売住宅なのだけれど・・・?

なんで、こんなことになっているのだろう?

また、やり過ぎた感が満々です。(TT)


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