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2014年3月20日木曜日

埋蔵文化財

鎌倉は、全国で有数の「住んでみたい住宅地」です。

文化人や著名人が多く住むことでも知られ・・・
湘南という若者文化の中にありながら、日本最古の武家の町という歴史を持ち・・・
海の幸に恵まれ、三浦や逗子そして鎌倉野菜と山の幸も豊富。
それでいて日本で3本の指に入る観光地なので、全国からシェフやパテシエが集まり、多くのお店を出しています。

お店めぐり・寺巡り・海の散歩・山歩き・古今複合・春夏秋冬飽きることがない。
花寺が多く、桜・紫陽花・紅葉と一年中楽しめ・・・
海水浴シーズンは、由比ガ浜・材木座・稲村ケ崎・七里ヶ浜・腰越と全国区の海水浴場の他、近隣で三浦~秋谷~葉山~逗子~片瀬~辻堂~茅ヶ崎~湯河原~熱海~伊豆と、遊び倒せる。

江の島は、腰越から手が届き・・・
箱根まで、1時間もかからない。
みなとみらいや八景島シーパラダイスも車で30分程度。

鎌倉だけで、1年中四季折々楽しめますが、他の全国区の観光地がすべて手に届く距離にあるのです。

全国住みたい街ランキングというものがります。
http://www.seikatsu-guide.com/area_national_rank/

2012年は、第6位。
ここ数年、トップ10を外していません。
(隣接の横浜市は、第1位を数年独占している状況です。)

ですので・・・
土地は、相変わらず高い。(^^;)

また、土地の開発にたいする行政の条例が、とても厳しいことでも知られています。
隣接市町村と比べ、許可を受けるのに倍の時間を要します。
そして、造成の費用もより多く掛かる。

また、掘れば遺跡の土地柄なので、家を建てる際に地中の文化財に抵触すると鎌倉市や神奈川県が判断した場合、1年以上、建物を建てることが出来ません。

今、申請に2か月。
調査を受けるのに9ケ月待ちで・・・
調査に3か月~4か月。

凄いでしょ??
そして、その調査費用は・・・

①掘る作業・重機・残土処分仮置き
施主負担

②調査する人件費
神奈川県・鎌倉市負担

③埋戻し作業・重機・残土運搬
施主負担

④その間の銀行融資の金利
施主負担

つまり、ほとんどが自費負担なんです。(^^;)
さらに、世界遺産登録を再再度目指すらしいので・・・
文化財保護を強化するとのこと。今後、一般住宅下にある埋蔵文化財に対する発掘調査が強化されるのが、予想されます。

そこで・・・
同じ鎌倉の中にある、もう一つの都市、大船が・・・
実は、隠れた「人気都市」となっているのです。

「鎌倉は無理なので、大船で探したい。」というお客様が良くお見えになります。
でも、現在、大船駅徒歩圏内で手ごろな土地を探すのは、鎌倉と同じぐらい困難な状態なのです。
そんなお客様は「大船は安いでしょ?」と、仰る。
いやいや、そんなことは、ありません。

今、津波の影響で値下がりをしている鎌倉と比べると、逆転現象で、大船の方が高いぐらいです。

大船は、埋蔵文化財包蔵地がとても少なく、そして、鎌倉に比べ、道幅が広く、国道もつながり、東海道線・根岸線と交通の利便性も良い。シーズン中でも、鎌倉駅周辺の大渋滞も関係がない。(^^)

そして、何より物価が安い。

鎌倉は、古都で歴史が古いため、住んでいる人も「4代・5代目」なんていうのは、ザラです。だから、敷居が高いイメージもありますが、大船は元撮影所の下町なので、鎌倉にありながら、なんともざっくばらんな雰囲気があります。

個人的に・・・
鎌倉は全国6位ですが・・・
大船は、隠れ6位なのではと、思ってるぐらいです。



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